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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

冬の使者

2012-02-29 | 戯言あれこれ
帰宅途中に街で見かけた、冬の使者。
東京でも君を作れるぐらいに積もったって事なのか!?(笑)

後ろのタバコの自販機と比べてみるとわかると思うけれど、結構
ビックリな大きさだった。商店街のおじさん張り切っちゃった
んだろうな~(笑)

朝はかなり早めに家を出たつもりが、電車がすごく遅れてて
ぎゅうぎゅう詰めで死にそうになった上、遅刻ギリギリだった。
雪に慣れてないから、東京は毎回すぐに大騒ぎだ。
予報では来週から暖かくなるらしいから、雪だるまに出逢えるのも
今年はこれが最初で最後かな。

日出づる処

2012-02-26 | 戯言あれこれ
昨夜会った友人は福島の郡山出身。

家族や親戚は皆福島にいるが、震災後の暮らしの話になった時彼女はこう言った。
地元の人々は一見すると、何もなかったかのように暮らしていると。
水道水を飲まなくなったりとかはあっても、むしろ騒いでいるこちら側よりも
落ち着いて見えるほどだ・・と。

それでも農家の親戚は、震災後に放射線量をきちんと検査して安全である証明書を
つけて出荷しても、リンゴは半数、プラムとラフランスは全数が返品されたとの
事だった。
伯父さんが「大丈夫だから持って帰れ。」と、帰省した彼女にリンゴを渡して
くれたそうだ。

様々な情報が飛び交い不安を煽る。
実際本当の事は公表されていないと私も思うし、東京も安全ではないとわかっている。
放射能を恐れ関西にいち早く引っ越しをした友人が言う。向こうで東北産の野菜が
安く売られていても、誰も買わずに高くても違うところの方を選ぶ。
食べて応援・・なんて欺瞞だ。Jも早く引っ越した方が良いと。
でも私は今ここを離れられないし、ここにあるものを食べ息をし暮らして行くしかない。
そして自分以上にもっと過酷な状況の中で、それを受け止めるしかなく淡々としかし
力強く生きて行っている人々がいるのだ。
全員が助かる方法なんてあり得ないが、自分だけが助かれば良いというものでもない。
どうかこの確かな存在を忘れないで欲しい。

私は美しい日本が大好きだ。
今この国がどんどん崩れて行く不安に脅かされているけれど、その中でも決して
希望は捨てたくない。
一縷の光を信じて。

超苺

2012-02-21 | 食べ物&お料理
会社の休憩室で同僚がくれた、森永のチョコ「超苺」

これ本当にいちごです。もう超超いちご!(笑)
苺の含有率70%との事で、チョコなんだけど甘さよりあの苺の甘酸っぱさが全面に出ていて
変に甘過ぎなくてとても美味しい~~。
すごく薄いので口に入れるとほろっと溶けます。

ちょうど立て続けに理不尽な事があって凹んでいた時だったので、この甘酸っぱさには
とても癒された。
期間限定発売との事なので、苺好きな方はぜひご賞味を。

*写真は森永のHPより拝借。

この親にしてこの子あり

2012-02-19 | 好きなもの諸々
子供が握手会に出かけている間、私はラフォーレミュージアムに
蜷川実花・蜷川宏子二人展を観に出かけた。

実花さんの花の写真は前から好きだったのだけれど、お母さんが
キルトをやってるというのは今回初めて知った。
テレビでちらっと紹介されてたキルトがすごく素敵だったので、
これはぜひ実物を観たいと思い出かける事に。

結果、今回は写真よりキルトの方に完全に目を奪われた。
その緻密さと美しさにもうため息。
あの色使いと圧倒的な存在感は何なんだ!?

蜷川実花のあの美的感覚は血だったのだと、今回痛感した。
母娘のシンクロ率が半端ない。
親とこんな風に感覚を共有し合えたらすごく素敵な事だと、そう思った。
ここにあの父親も加わると考えると、なんと恐ろしい家族であろうか(笑)

18回目

2012-02-19 | 子供と家族
昨日は子供の18回目の誕生日だった。

子供はAKBの握手会で、早朝から西武ドームへ(笑)
大好きな大島優子ちゃんに「今日誕生日なんです。」と言ったら
おめでとうを言って貰えるかもよ~なんて囃していたのだけれど、
残念ながらそれは実現出来なかったとの事。
でも憧れのアイドルを目の前にし握手して貰った子供は、もう帰宅
してからも大興奮!(笑)
寒い中何時間も並んだ甲斐があったね。
親友と2人盛り上がった時間は、きっと最高の誕生日になったね。

今年もしっかりケーキにロウソク立てて、お祝いをした。
太いのを1本に細いのを8本。
来年はますますケーキが穴だらけだ(笑)

18年の歳月は、長いようで短くも感じる不思議な時間。
でもこれまで一緒に過ごしてこれた事を、母はとても大切に思い
感謝しているよ。
ありがとう。そしてこれからもよろしく。

堪忍袋の緒はどれだけ持つのか?

2012-02-18 | 仕事関係
近頃仕事のモチベーションが下がりまくり・・・。

仕事そのものというより、余りに上に立つ人間の品位が無さすぎるから。
私はまだ半人前なので何を言われても真摯に受け止めてきたが、
その理不尽な言動にさすがにキレそうになってきた。
ミスをしたら慣れてきたから手を抜いていると言われ、セクハラ男には
言われたい放題。
そのくせ自分達は楽する事しか考えず、まともに仕事してるようには
とても見えない。

私は今本来の業務ではない他デスクのヘルプをメインにやらされている
のだが、自分が断れば他の人がやらなければならないし、仕事は仕事なので
どんな事でもベストを尽くそうと思ってやっている。
手を抜くとかいい加減とかが大っ嫌いな性格なのだ。
しかし今日私の処理件数が通常より多くて早すぎるので、ちゃんと
確認せずにやっているのではないかと疑われた。
眼精疲労に襲われながら吐きそうになりつつ頑張っていたのに、評価
されるどころかこれだ。
周りは皆適当にダラダラとやっている。それに合わせてれば良かったのか?

そして更に、うちの会社は各種必須受講の研修があり都度日程を組まれ
業務を抜けて受けるのだけれど、今日A研修を受けたか?と聞かれた。
その研修には覚えがなかったので記憶にないと答えると、SVのリストでは
受講済になっているが参加者のデータとマッチングすると未参加らしい
との事。
指示がなければ勝手には受けられないので、データにないなら私は参加
していないのだろう。(いろんな種類の研修があるので、タイトルだけ
言われても自分でもすぐにはどれだったか判別がつかない。)
しかしSVは自分の作ったリストが正しいと思っていて腑に落ちないらしく、
覚えがないと言い張るなら2回目になるかもしれないけど今日受けてきて
・・との事。
正直その言い方があんまりだったので、かなりカチンときた。
そして研修に出てみると、やはりそれはまだ受講していない内容のものだった。
戻ってから私を信じなかったSVにそれを告げると「あら、じゃあ受けられて
良かったわねぇ。」だと。
研修参加の日程組んで指示出すのはお前の仕事だろう?
参加状況のリスト管理もまともに出来てなかったくせに、人のせいにすんな!!

こういう人の下について働いていると、本当に嫌になってくる。
どこに行っても何をやってもいい事ばかりでないのはわかっているけれど、
ちょっと堪忍袋の緒が切れそうな今日この頃である。


出ました

2012-02-16 | 食べ物&お料理
柿の種の、恒例期間限定新フレーバー。
今回は梅しそでございます。

私は梅もしそも大好きなので、これは多分期待を裏切らないだろうと
思って購入したのだけれど、やや人工的な風味は否めないまでも
ほぼ及第点。
おつまみにお茶うけにとバッチリです(笑)

しかし、やはりわさび味は越えられない~。
わさび以上の柿の種フレーバーは、今後現れるのだろうか!?(笑)

夜と霧

2012-02-15 | 本・映画
私が長年抱える問いに一つの答えを与えているのではないか・・・と
友人が薦めてくれたのが、ヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」

アウシュヴィッツの強制収容所を体験した心理学者が、自らの体験を
通しそれでも至極冷静に客観的に、人間というものの本質や在り方を
淡々と綴った著書。

収容所での陰惨な仕打ちや非人間的な日常も語られているものの、
どこまでも心理学者の目から見た視点でそれは表される。

この本で一番印象に残った言葉はやはり「生きることからなにを期待
するかではなく、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが
問題」・・という一文に尽きる。
ぎりぎりまで追い詰められた状況で、人はどこまで精神の平衡を保ち
人として崇高でいられるのか。
同じ状況に置かれても最後まで思いやりを忘れず他人に接する事が出来る
人と、精神を崩壊させ周りが見えなくなり自分本位に暴走する人との差は
どこから来るのか。

正直この本の表している事が、私の抱える問題の答えになっているのか
どうかはまだよくわからない。
私の世界は狭い。ここで語られているのは、もっと壮大で人間の根源に
ついて突き詰めるものだ。
ただそれが無関係であるとは思っていない。日常ではその狭い世界が私の
全てであるかのような感覚に陥るけれど、そうではない事はわかっているから。

人間性を否定され剥奪され、もう駄目だと思う瞬間にこそ、この本の事を
思い出したいとそう思う。



モノクロォムのいざない

2012-02-14 | 好きなもの諸々
銀座BLDギャラリーにて、細江英公写真展の第二期 「シモン 私風景」を観た。

1月から5月まで続くこの写真展、テーマが幾つかに分かれていてどれもすごく
観たいのだけれど、特に観たかったのが「シモン 私風景」と最後に展示される
「薔薇刑」。
「薔薇刑」は私の中の特別な存在、三島です。写真集は持ってるけど実際の
写真で観るのは初めてになる。
これはもうきっと通ってしまうよなぁ・・な勢い。

今日は平日の閉店近い時間帯だった為か、ギャラリーは他にお客さんはいなく
貸切状態。
1人でのんびり写真を堪能出来た。
こんな素敵なものがタダで鑑賞できるなんて、なんて素晴らしい!!

街や景色の中に溶け込む、白塗りではだけた着物姿のシモン氏。
モノクロだからこそ際立つ存在感、味わいのようなものがそこにある。
無いからこそ強烈に色を感じる・・みたいな。
時にコミカル、時に妖艶。

本日のバレンタイン、自分用にご褒美チョコは買わなかったけれどこれが
ある意味私へのご褒美だ~~。




田園に死す

2012-02-12 | 芝居
ものすごく久々の下北スズナリにて、流山児★事務所の「田園に死す」を観た。

原作とはまた違った展開の、ハチャメチャに魅力的な流山児ワールド。
寺山が生きている頃の舞台を観た事がない私には、寺山観を思い描きつつの
非常に新鮮な思いで舞台に見入った。

小劇場のあの空間はやはりとても好きだ。
役者の声、肉体の動き、音楽、照明。目の前で繰り広げられるその世界には
熱がある。
ああ、生きているってこういう事だと、そんな風に思った。

今年は「書を捨てよ町に出よう」がテーマなので(笑)これからどんどん
出かけて行きたいと思っている。

観終わった後は先日辞めてしまった同期のKさんがすぐ近所に住んでいる為、
待ち合わせて下北で飲んだ。
早い時間から飲んでいたので安心していたらあっという間に6時間近く経っていて、
慌てて別れて帰宅した。
でも時間を忘れる程いろんな話が出来て、これも本当に楽しい一時だった。

こうして私の下北の夜は、充実して過ぎて行ったのであった(笑)