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脱ネガティブを計るべく、浮きつ沈みつ漂う女の戯言日記

ものさし

2012-01-29 | 戯言あれこれ
元パートナーに、私は相手の望む事ではなく自分がして貰って嬉しい
事を相手にしようとしか考えていない・・というような事を言われた。

確かにこれまで私は自分がされて嫌な事は相手にしたくないし、逆に
嬉しかった事はしてあげたいと、そう思ってきた。
でもそれは決して相手の気持ちを無視したものではなく、自分なりに
相手が喜んでくれる事を考えた上でのものだったのだけれど、あなたの
考える嬉しい事なんて私にとってはそうじゃないのよ・・と言われた
ようで、何だかとっても悲しかった。
私は私でいつもあなたの事を考えてきたつもりだったから。

じゃああなたは、私の立場で私が喜ぶ事をいつも考えていてくれたのかな?
言えないまま飲み込んで終わらせた言葉が沢山あるのだけれど、私の
本当の気持ちをわかっていたのかな?

私はひねくれていて卑屈だし、物事をすぐ悲観的に考える被害妄想気味な
人間だ。
それで数少ない友人に嫌な思いをさせたり、自分から相手を遠ざけるような
事をしてしまう事もあり、常に自己嫌悪を抱えながら生きている。
それでもこんな自分と関わってくれる人達の存在はすごく大事だし、とても
大切に思っている。
でも時々距離感がわからなくなる。どう距離をとって接したらいいのか。
そんなこんなでここしばらく、生まれてすみません状態が続いていた。
相手を思いやれない自分は、存在価値もないように思えて。

私は私の中のものさしで相手の気持ちや望みを推し量るしかない。
そのものさしは自分と相手では形が違うのだろうから、どれ程量った
ところでそれは的外れなのかもしれない。
それでも相手のものさしの形状を想像しつつ、これからもやっていくしか
ないのだろう。
一人でも関わってくれる人のいる限り。


おみやげ

2012-01-28 | 食べ物&お料理
子供が友達にお土産で貰った、どじょう掬いまんじゅう。

普通の温泉まんじゅうかと思いきや、箱を開けてみたら余りの
可愛さに思わずパチリ(笑)

頭の水玉手ぬぐいは包んでるビニールに印刷されていて、うまい
具合にピタッときてる。
中味は白あんのおまんじゅうで、ひよこの変形版って感じかな。
目にも楽しくて、美味しかった~。

惜別

2012-01-28 | 仕事関係
私の一ヶ月後に入社した同僚Kさんが、先日突然会社を辞めてしまった。
体調不良で数日お休みしていて、久々に出てきたと思ったらその日が
最後でもう来ないと言う。
同期入社がいない私はKさんを同期と思っていたし、今度飲もうね~
なんて言っていただけにすごくショックだった。

理由は自分はこの仕事に向いていない・・と。
出勤するのを考えると心臓がバクバクして苦しくなり、生理も止まって
しまい毎日がとてもプレッシャーだったとの事。
研修が長引いていたのは知っていたけど、独り立ちも決まりいよいよ
これからで、まさかそんなに苦しんでいたとは思ってもみなかった。
新人同士は席を離されてしまうので普段なかなか話せる機会もないのだ
けれど、そこまで追いつめられてしまう前に気がついてあげられなかった
事をとても悔やんだ。
もっと早く飲みにでも行って話を聞いていたら、何か変わっていたかも
しれないのに・・・。

私自身もこのところ色々とあって、仕事もプライベートも自信を無くす
ばかりだった。
自分なんて存在している価値もないと思えたし、やたらに涙が出る毎日で
久々に駅のホームで冷や汗をかく感覚を味わっていた。

仕事に遣り甲斐が感じられず、虚しくてつまらない。
入社して半年が経ち、会社の問題点やいろんなマイナス面も見えてきた。
でも自分は今辞めようとは思わなかった。まだ全然中途半端だから。
手を抜く事ばかりを考えて、会社に文句や不満をぶつけているだけの先輩を
見ているとそれは違うんじゃないかと思ったし、文句を言うなら言うだけの
仕事を自分がやっていないとダメだと思う。
私はまだ今の仕事の中身を入り口しか把握してない。もっと深く知った時に
面白さが見えてくるのかもしれない。
私の場合問題は仕事そのものではなく、自分の人間性や自己肯定感の乏しさが
一番だろう。
だから仕事もしんどいけれど、もうちょっと頑張ろうと思う。

Kさんはとても真面目で責任感の強い人だった。
多分必要以上に自分を追い込んでしまったんだろうな。
順調そうに見えても皆何かを抱えているし、私も全然ダメダメなんだよ・・
って教えてあげたかった。
一緒に並んで仕事する日を楽しみにしていたので、今はただただとても
残念で仕方がない。


忘却の彼方

2012-01-11 | 戯言あれこれ
元パートナーと過去の恋愛の話になった時、彼は相手の事をよく覚えていないと
言った。
別れると忘れてしまうのだと。
友人にその話をしたら、覚えていないフリをしてるだけなのではないかと
言われたけれど、その時の彼の様子を思い出すにそれは真実だったように思う。

良くないものは見ない、聞かない。
負の感情を表した本や映画はその波長に引きずられるからと、そういうものにも
一切触れないという人だった。

自分を忘れられてしまうというのはどんな気持ちだろう。
共有した時間も思い出も何もかも、なかったものになってしまう。
それ程寂しい事はないだろう。

私を許さないで 憎んでも覚えてて・・・というのはユーミンの歌詞だった。

悲しいかな、私は過去のいろんな事をいつまでも覚えていてしまうタチだ。
でも私の事は覚えていてくれなくていい。忘れていいよ。
あなたにとってマイナスな記憶でしかないのなら。
私はマイナスも全部飲み込んで消化するから。
あなたから学んだ事は決して忘れないよ。

謹賀新年

2012-01-03 | 戯言あれこれ
今年のお正月は、両親と近所の神社へお参りに。

家からそれほど遠くはないのだけれど、普段車で出かける事が多い母は
ちょっと歩いたらすぐにしんどそう。
歩く速度もかなりゆっくりで、ああ年を取ったんだなぁ・・と今更ながらに
しみじみ思った。
父の腕に摑まって歩いていた母と、途中から私が手を繋いで進んだ。
母と手を繋いだのなんて一体何年ぶりだろう。
何だか照れくさいような、ちょっと不思議な気持ちだった。

晩婚の両親はもう80歳近く、あと何年こうやってお正月を一緒に過ごせる
のかわからない。
先に逝くのが順番だとしても、その時の事はまだ想像が出来ない。
少しでも元気で長生きして欲しいと切に願う。
今年は去年よりもっと親孝行をしたいと、小さくなった母の背中を感じ
ながらそう思った。

今年のおみくじは中吉。中ぐらいが丁度良いのかもしれない。
「する事なす事幸の種となりて 心配事なくて嬉しき運なれば わき目
ふらず一心に自分の仕事大事とはげむべし 些かも我儘勝手の気を起して
色や酒に溺れるな」
・・との事。最後の一文に思わず爆笑。心せねば(笑)
縁談は「多くて困ることあり静かに心を定めてよし」だそうで。
今年はモテモテか~~?(爆)