光れ稲妻☆応援blog

子供の入学を機にチームの応援とチームの観戦記を自分勝手に綴るブログです。

叶うかあぶさんの夢

2009-08-22 06:58:35 | 高校野球
第91回全国高校野球選手権、前評判通りの打撃で新潟県勢初の4強に勝ち進んだ新潟日本文理高校。夏の甲子園で勝利数、勝率とも47都道府県中最下位の新潟県。準決勝進出、決勝戦進出、そして真紅の大優勝旗は新潟県勢の悲願です。

62歳にしていまだ活躍を続けるあぶさんことソフトバンクホークス景浦安武。
あぶさんの野球の原点も高校野球。
かって北明高校3年の時、甲子園の予選大会に二日酔いで出場、サヨナラ本塁打(飛距離155m)を放つもベースランニング中に嘔吐、飲酒が発覚したために母校は出場停止に追い込まれると同時にプロ入りの道を一時絶たれる。その後他校の生徒と喧嘩して退学処分となり、甲子園出場の夢も絶たれる。

花巻東菊池雄星君にとって新潟県勢は因縁の相手。
もう決勝戦の対決は日本文理 VS 花巻東 の対決しかないですね。
菊池君が1年の時に甲子園で敗れた相手が新潟明訓高校
第89回全国高校野球選手権 1回戦
新潟明訓 1―0 花巻東

新潟明訓高校は言わずと知れた水島新司氏ドカベンのモデル高校です。
通っていた中学(白新中学校)は、当時新潟明訓高校に隣接しており、家庭の事情で明訓高校進学を断念ましたが、いつもフェンス越しに同校の練習を見ていたそうです。そうした思いから、のちに『ドカベン』で「明訓高校」を舞台にした。
その新潟明訓高校と日本文理高校は、現在新潟にあって私立の2強として凌ぎを削るライバル校です。
あまり私立高校には肩入れしないのですが野球弱小県の判官贔屓ですね。
それに高校野球不毛の地新潟にあって日本文理高校の大井監督は地道な努力で力を付けてきました。
第81回センバツ出場・日本文理(新潟)大井道夫監督インタビュー

今大会ナンバー1投手菊池君にとって新潟県勢は負けられない因縁の相手。1年の時の悔しさは忘れていないはず、借りを返したいでしょう。
一方、新潟県勢にとっても決勝は悲願です。明日の準決勝はどんな結果になるんでしょうか。個人的に注目しています。