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運搬車(キョーリツ)ブッシュの交換  Cargo carry crawler (Kioritsu)

2019-12-16 | 日記
近所の整地作業で階段作りを手伝っている。
斜度30度に約40mの階段を作るのだからかなりの量のブロック、モルタル、コンクリートなど駐車場から運び降ろすのが大変。そこで活躍するのがゴムキャタピター(クローラー)の運搬車である。

この土地の所有者も中古で共立の運搬車を購入して準備していたが、いざ使おうとしたらリコイルスターターの紐が切れてしまった。

紐を交換したがバネゼンマイの巻き戻しができない。経験がある人にはよく分かるが、リコイル(ゼンマイ)をばらしてしまったら元に戻すのはとてもやっかい。家のホンダ力丸のスターター紐切れ、不用意にゼンマイばらして組み立て直すのに苦労した。共立運搬車のエンジンは三菱製でリコイルスターターも簡単に分解できない仕組みになっている。そこでリコイルスターターの中古をインターネットオークションで捜すとマメトラ用のGM132Lが宮城県農機具中古販売店より出品されていて、1500円で落札取り寄せができた。早速取り付けるとエンジン始動、アイドリングが安定していないので微調整で快調、さて使い始めるとギアの入りが悪い。荷物(ブロック)を積んで急斜面を降りたところでギアが前方、後方どちらにも入らなくなった。これでは使えないので、我が家からホンダ力丸を持参して大助かり(大活躍)である。 しかし、故障した共立運搬車は何とか修理したい。 作業の合間にクラッチなど点検していると、どうもクラッチ作動が正常でない模様。エンジンからギアボックスのある後輪への駆動がうまくできてないようだ。そこで、Vベルトカバー(ギアシフト)を外すと原因が分かった。エンジンから後輪への駆動ベルトがプーリーから外れている。これなら修理できると、プーリーにベルトを戻しエンジンを掛けクラッチを開放すると動いた。そしてそのまま30度傾斜を登って上の駐車場でクラッチを切ってエンジン停止、エンジン再始動してギアを入れようとしたらまたベルトがプーリーから外れている。そしてさらに詳しく点検すると、エンジンと車体を固定するブッシュが外れ、エンジン始動、クラッチを入れる度にエンジンが車体からずれてベルトがプーリーから外れる。ブッシュを外すと(結構ややこしい場所)、やはりブッシュが壊れている。

ロイヤルホームセンターでブッシュを捜すが売っていない。ゴムクッション売り場に椅子用の直径、高さ30mmゴムがあり加工すれば代用できそう。
鋸で長さを25mmにカット、中央にドリルで穴を開け、一緒に買ってきたステンレスボルトナット(M8)で取り付ける。ベルトをプーリーにはめ込み、エンジンを掛けてクラッチ、ギアを作動させると正常運転。修理完了。やったあー!
さっそくモルタルをトロバコに入れ30度斜面を降りると力丸よりエンジンも力強いし、キャタピラー(クローラー)も長いので安定感がある。この運搬車平坦路では人も乗って運転できるようになっている。
力丸はお役目ご苦労で軽トラに積んで持って帰った。

そして階段もついに完成。ブロック200個以上、セメント70袋、砂ダンプ一杯は使っている。

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