写真日記

朝から湘南で
楽しく気持ちのいい仕事をして
お昼には終わったので
気分も軽やかに
前から行ってみたかった
藤沢の喫茶ジュリアンへ

麻雀ゲームの机を
指名して座りました

なにかいいことが起こりそうな
予感しかしない場所です

早朝の湘南新宿ラインで
ヘッドフォンで
木蓮の涙を聴いた
涙が止まらなくて
ボロボロ泣いた

今年の冬の終わり
おばあちゃんが死んだ
そのあと
おじいちゃんが死んだ
おじいちゃんがひとりになったとき
なんですぐに会いにいかなかったのだろう
一緒に旅でもしたかったな、
車で隣に座りたかったな

電車の揺れとともに
朝の光と影が僕を照らす
駆け抜けた日々に疲れているだけなんだ

僕は僕をみているだけ

今年のクリスマスイブは
代官山で撮影中

素敵なタレントさんが
これから1人で100曲歌うという
気合いのクリスマスライブです

さっき
手作りケーキを頂いたので
頑張って撮影しようと思います

Merry Christmas！

明大前赤羽橋渋谷新宿恵比寿
朝から夜まで徘徊する

終電が遅れていて
夜も深い時間に
夜風に吹かれて歩く

季節遅れの東京の木々の葉が
黄色に色づいて
冬の風に吹かれて揺れている

それから
世界は本音で行くと
希望に開けていくこともあるのだ
だからまあ気のせいで
いい感じになるのだ

とにかくそんな感じでいこう

ギリギリ間に合って
ツーリストカードを手に入れました

昔からいちいち手間がかかる国ばかり
旅してるなーと
逆にテンションがあがっていきます

なんだかいい旅になる予感がします

撮影やら忘年会やら
写真セレクトやら旅の準備やら
年末だというのに
とにかくバタバタとして
年の瀬を噛みしめるように
駆け抜けていく

とにかくもう
笑って笑って
突き進んでいくだけ

今日は撮影が夕方に終わって
帰ってきたら
夕焼けで空が一瞬だけ赤く染まるのを
市ヶ谷橋の上で止まって眺めました

夜も朝も続きます

日々に一喜一憂しながら
悩んだり悩むのをやめたり
いいことがあったり
つまらなかったり
道でネコに出会ったり
道でカワイイコに出会ったり
夜道を歩いて寒くて震えたり
自由になったり
満員電車に乗ったり
眠ったり起きたり笑ったり
坂を登って坂を下って歩く
そんなことをしていると
1年があっという間に過ぎていき
いやはやもう年末だななどと
ボサボサ頭をかいてみても
時は戻らない
生まれ変わりたいなんて思わないけど
明日から変わることもできる
変わらないこともできる
YesNoYesNo
忘れないで私
闇雲に走りだしちまって
気がすむまで走り続ける
自分の探し続ける自分を
いつまでも探し続けていく

眠れない夜
忌野清志郎を聴いて
眠れらない夜

なかなか終わらない
写真セレクト作業
あっという間に夜も深くなって

それから
深く息を吸うと
変な咳が出るので
マスクをして眠ろう


僕らの強烈な過去さえ忘れさせてしまうほど鮮烈な今が流れていく
淡々と漠然と過ごす日々は穏やかだが思い出にすら記憶されない
エントリーされないランナーはゴールに辿り着くことはない
まっすぐみつめている君の視野に苦しみしか見えないとき
僕は空を見上げている
空は青く晴れていて白い雲が流れていく
僕のいた場所いった場所
写真は僕を記憶する

今日は目黒で撮影でした

室内の撮影で
たくさん人がいたので
なんとも一気に変な汗が出てきて
カカリ気味の馬を抑えるような感じで
ポケットからハンドタオルを取り出して
汗を拭きました

無事に撮影が終わって
冷たい風が気持ちよく吹いていました

それから
サイパンで観た青い波を思い出して
それからネコが眠っているのを思い出しました

どうやって仕事しているのですか？と言われたので
どうやってるのかなって考えてみたけど
まるで
自分の仕事は
西部劇のビリーザキッドみたいだなと
ならず者みたいな気分で
帰りの地下鉄に乗り込みました

時と時の隙間に
隠れながら
遠くを眺めている
いつもそんなことのくりかえし
次はどこにいこうか
自問自答の繰り返し

窓から見える空は今の自分
やがて雲間から光が現れる

南の島から持っていた風邪が
なかなか治らなくて
東京の灰色の空気と混じり合って
変な咳が出る
部屋でマスクをしながら
写真セレクト作業をして
なかなか終わらないので
また窓の外を眺める

それからまた
撮影に出かける時間がやってくる

キガスムマデヤリナサイ