写真日記

なかなか終わらない
写真セレクト作業
あっという間に夜も深くなって

それから
深く息を吸うと
変な咳が出るので
マスクをして眠ろう


僕らの強烈な過去さえ忘れさせてしまうほど鮮烈な今が流れていく
淡々と漠然と過ごす日々は穏やかだが思い出にすら記憶されない
エントリーされないランナーはゴールに辿り着くことはない
まっすぐみつめている君の視野に苦しみしか見えないとき
僕は空を見上げている
空は青く晴れていて白い雲が流れていく
僕のいた場所いった場所
写真は僕を記憶する

今日は目黒で撮影でした

室内の撮影で
たくさん人がいたので
なんとも一気に変な汗が出てきて
カカリ気味の馬を抑えるような感じで
ポケットからハンドタオルを取り出して
汗を拭きました

無事に撮影が終わって
冷たい風が気持ちよく吹いていました

それから
サイパンで観た青い波を思い出して
それからネコが眠っているのを思い出しました

どうやって仕事しているのですか？と言われたので
どうやってるのかなって考えてみたけど
まるで
自分の仕事は
西部劇のビリーザキッドみたいだなと
ならず者みたいな気分で
帰りの地下鉄に乗り込みました