写真日記

どこをどう転がったのか
忘れちゃったけど
とにかく日々は続く

一旦仕切りなおしに
旅に出たいのだけど
仕事が終わりそうにないので
まあとにかく一生懸命に仕事をしている

食べたものさえ
消化しきれないような感じで
日々の意味はないけど
まあいいのだ

それにしても
本末転倒に
蟻地獄みたいな感じで

流転

いけどもいけどもみしらぬまちで
これがとうきょうというものなのかしら
たずねてみてもだれもこたえちゃくれない
だからぼくももうきかないよ

口ずさみながら
南北線は走っていく

秋葉原、渋谷、
それから何だろう
雨が降って
夜中に雷がなった

空は晴れていて
また日々は流れていく

別にいいわけでもないけど
特にわるいわけでもない

締め切り間近の原稿用紙

それから
モカマタリ

倒れそうになりながらも
その勢いで走り続けるだけ

路地裏で
噂の野良猫が
待っていたので
ちょっと遊んでから
中央線に乗って
新宿に出る

酸辣麺を食べてから
どん底の地下で
なにも想わず
サングリアを飲んだ
時代はアッサリ味になるのだ
無味無臭みたいな世界と
割り切れずに余った日々に

他人を貶めて
自分だけ助かろうとする
欲深き人たちよ
私欲に溺れてサヨウナラ

ギターでも弾いて
静かに疲れて眠ろう

皆、路地裏で
笑っているよ

なぜか獺祭が
いっぱいなのだけど
残念ながら
私はお酒が弱いので
それから
昨日からカラダが熱くて
熱が抜けないので
汗ダラダラ
病は気からというけど
ストレスは不好からということで
それから
僕は途方に暮れようか
そんなこともなく
あてもなく風に吹かれて
ギリシャにいくことにしよう
まだ酔っ払っているわけではないけど

朝、
寝ぼけたまま
地下鉄に乗って
潮見、潮見、潮見と
呪詛を唱えていると
ショウミー、ショウミーになったので
見せて見せて、
私を見て私を？
なんでだ
forget me not
口ずさんでいた

自然光が綺麗すぎて
撮りやすいはずのスタジオで
逆に環境がよすぎて
ちょっと不安になりながらも
なんとなくココロを穏やかにして
カカラないようにしていても
いつのまにか
汗をかきながら
飛ばしまくってしまう
それもそうだろう
まあいいか

気持ちよく疲れてるけど
一気にセレクトまでやってしまおうっと

いつも空いていて
個人的に結構好きな
癒やしスペースの
ブリジストン美術館が
ナゼか建て替えるらしいので
当分数年間お休みになるらしく
しかたないので
最後に行ってきました

でも
いつもとは違って
ありえないくらい人がたくさんいたので
さっさと帰ってきてしまったけど

まあいいか
そんなもんだから

ここにある
1点もらえるとしたら
なににしようかなーと
考えていたけど
やっぱりアンリ・ルソーの絵かな
サイズ的にはモローもいいけど
ピカソのナスの絵も捨てがたい

ベストオブザベストっていうか
佳作ばっかりだけどね
それがいいのにね
まあいいか

今日は尾山台というところで
撮影でした
とても穏やかな時間が流れていて
天気もよくて
気持ちのいい撮影で
たくさんの笑顔を撮りました
ありがとうございました

最近、
本を読むペースが
いつもより早くて
本が追いつかないので
外に出たらなるべく本屋さんに寄って
なるべく買いだめしているのだけど
試しに一冊だけ
アマゾンで買ってみたら
間違えて
文庫本じゃなかったので
大きくて
持ち歩きに不便
というか
本は小さい文庫本がいいような気がする
旅で読めるから
まあ大きいのも持っていけば
まるで旅のバイブルのように
お守りのようになるから
それはそれでいいのだけど
プラス図書館のハシゴも再会

それから
いつもあったロケがなくなったので
どこか旅に出ようかと
飛行機のチケットとヨーロッパの地図を
インターネットで探しながら
思案しているだけで日が暮れていく

それにしても
どういう風に暮らしても
日々は流れていく

毎日は
いいこともたまにあるし
ふつうのこともあるし
なにもないこともあるけど
ほんの些細なイヤなことで
すべてが一気に真っ黒に汚されてしまう
なんというクソみたいな繊細さなのだ

この世界からフェイドアウトしたいなーって
誰もが思うんだろうか

自分で勝手に作った制約に縛られて
どこにもいけないのだろうか

まあそんなのは捨てればいいのだけど
それか目を瞑るのかしら
笑ってごまかせるの

まあやるかやられるかっていうなら
こっちだってやってやるぜって
なるんだけど
まあそんなことばかりでもないから

なるようにしかならないなら
まあそんなもんだ

場所を選べないのは誰だって同じさだけど僕らは一緒に歌を歌ったんだ

今日は料理の撮影でした

なんともいつも
癒される撮影で
楽しく一瞬で時間が過ぎていきます

台風が来ているせいか
大気がユラユラとして
湿った風が強く吹き抜けていきました

はじめての街の
はじめての駅で降りました

どこか旅にいきたい気分で