goo

裸足

2007年09月07日 | 今日の写真
裸足

ひさしぶりに裸足でかなり歩いたら
足の裏に踏みしめていた感触がまだ残っている

ひさしぶりに美しい光を見た
自然の中で思いかけず出会った

ひさしぶりにとても緊張した
足を滑らせたら命の保障のない崖を登っていった

滝の水しぶき

僕たちが憧れて目指しているのは
これかもねーと
寝転がって空を見上げた

僕の写真にはこの美しさが
たぶん捉え切れない気がしたので
写真には撮れなかった
というよりも
登るので必死でカメラも靴も
途中で脱ぎ捨てたのだ

この滝の先の崖の向こう側を
見てみたかったけど
崖の急斜が半端なかった
見上げると空に突き抜けていけそうだった
行けなくもないなと呟いてみたけど
帰ってこられない気もした
そしてたぶん
その崖の向こうにもまた
崖があってそれを越えてもまた
崖が壁のように立っている

圧倒的な圧迫に近づいていく心地よさ

足の裏の感触はまだ残っているのだ
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

雨宿り

2007年09月05日 | 今日の写真
ヤマナイアメハナイ?

突然の雨で
雨宿りをしていた
雨が嫌だなと思うことはよくあるけど
雨も意外と悪くないなと思うこともたまにある
雨に濡れても笑っていることができるというのは
ちょっと幸せなことかもしれない

アンテイシナイフアンテイハナイ?

卵のMサイズとLサイズで悩んでいる僕に
考えすぎないでねと笑って
目玉焼きをふたつ作ってくれる人がいれば
僕は悩むことなんかやめて
笑ってそれを食べることができるのだろうかな

能動的なこと受動的なこと

昼間、総武線の各駅停車に乗りながら
自分の両手を窓ガラスに当てて
流れていく風景と重ねて見ていた
車内は冷房が効いていて涼しかった
駅のホームは台風が来ているせいか蒸し暑かった
両手を見ていると
流れていく風景はどうしても速過ぎて掴めそうになかった
窓ガラスから両手を離して
自分の両腕をギュッと掴んでみると
感触があった
流れていく風景はどんどん流れていく
僕の両腕は僕が両手で掴んでいる
きっと自分が掴めることのできるのは
電車の中の僕の両腕くらいなのかもしれないなと
よくわからないけど思った

アメガヤンデマタアシタコンニチワ
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

ヘビ使い

2007年09月03日 | 今日の写真
ヘビ使いがヘビの箱を開けるのは
自分の棺桶を開けるのと同じさ
コブラに噛まれて65歳のお父さんが
死んでしまったヘビ使いの息子が言いました

マラケシュに行ってみたいと思いました

窓の外の空が久しぶりに青く晴れてきました

そしたら僕はサハラ砂漠の端っこで
砂に塗れて砂丘を眺めることにしよう
ほんとはハワイイのほうがいいけど

ちいさな籠の中のちいさな鳥
ちいさな世界で生きている
ほんとは向こうのおおきな空を飛んで生きたい
ちいさな扉は開いているけど
ちいさな勇気で飛び出せるのだけど
ちいさな籠の中のちいさな鳥

ヤガテクモミタイニ
ナガレテヤガテ
キエテシマウ
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

やがてさようなら

2007年09月01日 | 今日の写真
トキガタッテ
やがてさようなら

goo | コメント ( 1 ) | トラックバック ( 0 )
   次ページ »