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荒野

2006年08月12日 | 今日の写真
荒野に立てば僕らは心を荒げる

人は環境によってカメレオンのように変わる

荒野に立っていれば
僕は心を荒げる
ゆえに僕は荒野に立っていられる

僕が大草原が好きなのはそんな理由だ
でも理由なんてなく
僕はここにいる
ゆえに僕の心は荒んでいる

最近TVを観ていなかったからか
意識してTVをつけてみる
遅く起きた土曜日のニュース
元ボクサーの鬼塚勝也が出ていた
知らないうちに、
亀田興毅選手のこの前の試合の結果がものすごい
論争になっているらしかった
そういえば、北海道の山奥のホテルの小さなTVで
観たけど
TBSが試合までの間にいろいろドラマみたいな映像を流して
引っ張り過ぎるから
はじまるまでに眠くなってしまって
しかも、トロン温泉が10時から清掃で入れなくなるというので
ぎりぎり8ラウンドくらいまで粘って見たけど
あきらめてTVを消して
温泉に入ったのだった
そして、温泉から出てきて、
脱衣所のTVでちょうど判定で
亀田選手が勝ったとなっていた
それからはまたTVドラマみたいな話で終わったけど
確かに、TBSがやっちゃったみたいな印象を受けたけど
でも、亀田は選手なのだ
勝つために戦うだけ
そして試合の結果は自分じゃ決められない
なんで勝ったのに文句いわれんじゃいって感じだろうね
TVニュースのコメンテーターの人たちは
鬼塚が一生懸命に話しているのに
口を挟むように
「でも大人的には」「でも社会的には」と邪魔する
僕はメガネ君やおばちゃんの似非意見なんか聞きたくないのー
最後には「あなたたち(ボクシング業界の人たちと言う意味)
興行のために亀田神輿を担いでんだろー」くらいのことを言うので
だまれーって思いながら
鬼塚が一生懸命しゃべるのを聞いていた
そんなにもがんばってマジなことしゃべっても
TV的に敵を作るだけで損なのになー
でも僕は鬼塚の言葉を聞く
そして僕はYESと叫ぶ
時間の都合でーっと司会者が次のテーマに進んでしまう
僕はTVを消して
「あなたたち
TVニュースじゃなくてTVニュースSHOWだろー」って笑う

そう、昔、鬼塚勝也がチャンピオンになって
ちょっと流行ったとき
何気なく読んだある記事の中で、
彼は僕に印象的な言葉をくれた
「必要ないものは手に入らない」
僕はそれをノートに殴り書いたな

荒野に立てば僕は心を荒げる
荒野に立ち続けたいわけじゃないけど
荒野に立っていなければならない
ゆえに彼は心を荒げる



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