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写真展5日目

2011年01月26日 | ПРОСПЕКТ ГАГАРИНА 33
写真展5日目

芳名帳が最後のページまでいってしまったので
神保町で中身だけ購入してから
ギャラリーに向かう
朝はあいかわらず気持ちよく晴れているけど
昨日の夜は雨が降っていた
とても冷たい雨で息が白かったけど
路面が輝いて街灯が乱反射して綺麗だった

とてもいい時間を過ごしている

写真展は変わらずたくさんの人が
次々にやってきてくれた
すーっとやってくるのだけど
写真展会場を一周して
帰るころには一気に写真の虜になっていく
観る人の心が素直でいいからだろうけど
ほとんどの人がとても気持ちよさそうに帰っていく

それを僕は横目でみている
確かめる
確かめることができる
僕は僕の写真を確かめる
僕は僕の存在を確かめる
ガガーリン33番地を確かめる
猫がこっちをみている

猫はやっぱり待っているらしい
待っていたい人を待っているらしい

少女は走っている時
空を飛んでいる

ほんとにたくさんの人がきてくれて
ほんとに心穏やかな気持ちになる

小学校からの友人
仕事関係の人
旅から帰ってきた人
ヨガ帰りの人
いい匂いのする綺麗な人もいたし
わざわざ車で川越のほうから来てくれた子供連れの人もいたし
一枚目の薔薇を観て
スゲーって叫んだアメリカ人もいた

そう、何年ぶりかに
妹にも会った
逃げ出そうかと思ったけど
たくさんお客さんがいたので助かった
すこしだけお話しをしたけど
まあ不思議なものだ
写真展ってこんなふうに
歪みを修正する整体院です

こんな兄ちゃん
大変だろーなー
寅さんとさくらの関係ね

昔、妹は
僕が大きなバックパックを背負って
家の玄関を出て行こうとする度に
いつ帰ってくるの?と聞くのだった
普通に今日帰ってくるってのに
オレハ寅さんかよっーって感じだったけど

そう、
高校の時からの友人Tさんにも久しぶりに会った
Tさんはとても心優しい人で
高校2年生のとき
下駄箱ではじめて会ったときと同じように
こんにちはーと明るく挨拶された

夕方18時から舞浜で撮影だったので
17時ピッタリにギャラリーを出た

早歩きで淡路町→東京駅→舞浜駅
アンバサダーホテルで
そこの会社の会長さんを撮影した
周りの誰も彼もが異常な緊張感だったけど
東欧の国からやってきた僕は
なーんにも緊張もなくむしろ心地よく
フワフワしたままだったので
ビシビシッと仕切っていい写真ができた

いい仕事をしたので楽しかったけど
さすがに体力的に疲れ気味で
なんとか有楽町線に乗り込んで
家に辿り着いたら
カタール・ドーハにまた舞い戻り

そしてすぐに夜は更けていく

明日はなんと
写真展最終日です
午後3時までなので注意です(容赦なく3時に閉められてしまうので気をつけてね)

どうなるだろうねー


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