松山から新宿
東京の空は
あいかわらず灰色で
冷たく鈍く輝いている
いつものように
いつもの部屋に戻って
それから小さな湯船に体を沈めて
四国を思い出す
病院の花は悲しく咲いていた
ここはどこだ
どうしてここにいるのだ
すぐに忘れる
やがて日々に消えていく
東京の空は
あいかわらず灰色で
冷たく鈍く輝いている
いつものように
いつもの部屋に戻って
それから小さな湯船に体を沈めて
四国を思い出す
病院の花は悲しく咲いていた
ここはどこだ
どうしてここにいるのだ
すぐに忘れる
やがて日々に消えていく