ボルシチとソリアンカだったら
必ずと言っていいほど
ソリアンカを頼むことにしている
なんでかなーって
いつも思うのだけど
特に意味はないようで
勝手なイメージの世界
ボルシチは
長渕剛の歌を思い出し
ソリアンカは
モンゴルの田舎の小さな町を思い出す
それにしても
今日は体調が悪かった
よくわからないけど
朝起きた時から喉が痛くて
一日中身体が重たかった
きっと疲れがでてきているのだろうけど
疲れてくると
夢で昔した旅のことを思い出す
モンゴルの草原で
轍の一本道を走っていく
古いロシア製の車で
途中でエンジンが停まってしまう
いくらやっても直らなくて
そのまま夜になってしまう
しかたがないので
そのまま向こうのほうに見える村まで
歩いて行って
なにやら遠い親戚だという人の家に泊めてもらう
朝、また歩いて車に戻ってみると
おじさんがようやく直ったよと笑っている
夜はここで寝たの?と聞くと
そうだと言って
丸い形のロシアパンを
ナイフで切って
缶詰のアンチョビを乗せて
僕にひとつくれた
なんだか宇宙的にその味が忘れられない
いままた思い出したけど
そのとき一緒にいたのは
ウランバートルのカフェで友達になった人だった
たしか、エンフマって名前の子で
そのころ、僕はモンゴル人に会うたびに
田舎に連れっててくれーとお願いしていた
それでわざわざおとうさんとおじさんと
弟と一緒に連れていってくれたのだった
その途中、宇宙の中で小さなロシア製の宇宙船は
エンストをして漂流する
そのあとエンジンがかかって
無事に目的の遊牧民のゲルに辿り着く
おばあさんがいて
ネコがいた
草原であまりネコをみたことがなかったので
めずらしいなあと写真を撮った記憶がある
綺麗なネコだった
ネコと一緒に可愛らしい女の子がいた
たしかその子も写真に撮った記憶がある
そしていままた思い出したけど
そこで馬を借りて草原を走っていたとき
馬がタルバガンの穴に足を引っ掛けてしまって
おもいっきり前のめりに倒れたので
僕は馬の上から前方に飛ぶように落馬した
運よくカスリ傷もなく無事だったのだけど
鞍が壊れてしまったのだった
鞍はモンゴル語でエメールというのだけど、確か、
そこの草原はほんとに草が豊かで
いい草原だった
馬が100位の群れをつくって
優雅に走っていった
確か、ウランバートルから南
そんなに遠くない場所だったと思う
ロシア製の古い車じゃなくて
日本製のジープかベンツかなんかで
ぶっ飛ばしてくれば
2時間のかからないんじゃないかなくらいの距離
僕たちは1日半かかったけど
あの時の僕は
バカみたいに
時間という概念を忘れて
草原の風に吹かれていたような気がする
ソリアンカを食べた町は
なんていう町だったけかな
必ずと言っていいほど
ソリアンカを頼むことにしている
なんでかなーって
いつも思うのだけど
特に意味はないようで
勝手なイメージの世界
ボルシチは
長渕剛の歌を思い出し
ソリアンカは
モンゴルの田舎の小さな町を思い出す
それにしても
今日は体調が悪かった
よくわからないけど
朝起きた時から喉が痛くて
一日中身体が重たかった
きっと疲れがでてきているのだろうけど
疲れてくると
夢で昔した旅のことを思い出す
モンゴルの草原で
轍の一本道を走っていく
古いロシア製の車で
途中でエンジンが停まってしまう
いくらやっても直らなくて
そのまま夜になってしまう
しかたがないので
そのまま向こうのほうに見える村まで
歩いて行って
なにやら遠い親戚だという人の家に泊めてもらう
朝、また歩いて車に戻ってみると
おじさんがようやく直ったよと笑っている
夜はここで寝たの?と聞くと
そうだと言って
丸い形のロシアパンを
ナイフで切って
缶詰のアンチョビを乗せて
僕にひとつくれた
なんだか宇宙的にその味が忘れられない
いままた思い出したけど
そのとき一緒にいたのは
ウランバートルのカフェで友達になった人だった
たしか、エンフマって名前の子で
そのころ、僕はモンゴル人に会うたびに
田舎に連れっててくれーとお願いしていた
それでわざわざおとうさんとおじさんと
弟と一緒に連れていってくれたのだった
その途中、宇宙の中で小さなロシア製の宇宙船は
エンストをして漂流する
そのあとエンジンがかかって
無事に目的の遊牧民のゲルに辿り着く
おばあさんがいて
ネコがいた
草原であまりネコをみたことがなかったので
めずらしいなあと写真を撮った記憶がある
綺麗なネコだった
ネコと一緒に可愛らしい女の子がいた
たしかその子も写真に撮った記憶がある
そしていままた思い出したけど
そこで馬を借りて草原を走っていたとき
馬がタルバガンの穴に足を引っ掛けてしまって
おもいっきり前のめりに倒れたので
僕は馬の上から前方に飛ぶように落馬した
運よくカスリ傷もなく無事だったのだけど
鞍が壊れてしまったのだった
鞍はモンゴル語でエメールというのだけど、確か、
そこの草原はほんとに草が豊かで
いい草原だった
馬が100位の群れをつくって
優雅に走っていった
確か、ウランバートルから南
そんなに遠くない場所だったと思う
ロシア製の古い車じゃなくて
日本製のジープかベンツかなんかで
ぶっ飛ばしてくれば
2時間のかからないんじゃないかなくらいの距離
僕たちは1日半かかったけど
あの時の僕は
バカみたいに
時間という概念を忘れて
草原の風に吹かれていたような気がする
ソリアンカを食べた町は
なんていう町だったけかな