写真日記

それでもって
生きれば生きるほど
悲しく切なくやるせなく
無力で不安でどうしようもない

大切な場所は
ぶっ壊されてしまう

世界は
広げれば広げるほど
どんどん狭くなっていく
知れば知るほど
どんどんわからなくなっていく

それでもって
日々は流れ日々は止まる

不安で眠れないので
昔撮った写真を眺めている
もうすぐ朝になりそうだ

いま君に会いたいと思った

たぶんきっと
昔みたいに突然出会っても

イナーダーサンって呼んでくれるだろうな

ソウチェ
きっともう大人になってるんだろうね

こっちの世界は歪んでいて
ちょっと混乱気味だから
早く用事を済ませたら
また出掛けていこう

僕の白い馬は元気だろうか？

そう、
この季節になると
決まって毎年思っていることがある

地の果てに行って
黙って空を見上げる

毎年実行しようと思っているのに
毎年のように実現できていない

大体言ったことはやるタイプなのに
どうしてか
なかなかうまくいかずに
だいたいこの季節が過ぎ去っていく

この頃
あっという間に季節が過ぎ去っていく
この前
夏だったのに
なんともフルスピードで駆け抜けた

秋はどうだろう？

今日も今日がはじまっておわっていく

今日は９月１６日なのだ

実に冷たくて
不思議な世界だ

ウヤマイがないと
なんとただのワガママである

知らないとはなんと愚かなことか

視野の狭い司令塔では
クリエイティブなパスは生まれない

大村益次郎を仰ぎ見ながら
嘆いていてもしかたがないので

またコツコツとやっていくだけ

オレハオレデキアイイレテ
ヒビイイシャシンニムカッテ
ツキハシリタイダケナノ

不安で目が回るので
眠ろうと思ったら

さっき枕をゴミ箱に捨てたんだった

あえて空気読まないのもできるけど
僕はあえて空気読むよ