金賞

「新緑のある風景」 　　金賞

　「五月晴れの夕焼富士」　　　　菅井　浩（笠間）



未だ雪が残る富士山頂に夕日が当たって、赤富士状態の気高い姿の富士山です。
実はこの場所（田貫湖）はダイヤモンド富士で有名なところですが、ダイヤモンド富士ではなく、前日夕方の夕焼富士を撮ったことを、大いに評価したいと思います。
結果として、夕景の田貫湖富士の新鮮な姿を知ることが出来ました。

銀賞

　「新緑のある風景」　　　　銀賞

　「田植の頃」　　　植木　繁行（笠間）



早朝、雲海に包まれた新潟十日町・松代星峠の棚田風景です。
ここは日本一と言っても良いほどの見事な棚田ですが、こんな見事な雲海に出会えたのはラッキーだったと思います。
そのラッキーを逃さずに素敵な作品に作り上げた作者の力量を感じます。

銅賞

　「新緑のある風景」　　　銅賞

　「外は新緑、内は…？」　　野上　弘子（水戸）



水の中から外の風景を見ているような、何とも妙な風景ですが、ここは「農舞台」と言う名のアート・イベントの会場の一部だそうです。
よく見ると外にも新緑の中にアート作品らしきものが見える不思議な世界をワイドレンズで上手く切り取りました。

４位

「新緑のある風景」　　　　４位

　「吊るされ者たち」　　　　坂部　史子（笠間）



吊るされる者とは、無数の鯉のぼりとバンジージャンプで吊り下がった人とを懸けたものとおもいますが、面白いタイトルですね。
カメラポジションの的確さとレンズワークの素晴らしさで竜神大吊橋を下から見上げたスケールの大きい作品になりました。

５位

「新緑のある風景」　　　　５位

　「まぶしい緑」　　　　　山口　克治（笠間）



新緑のトンネルの向こうに眩しい光が見えますが、ここがタイトルの所以でしょうね。
普通なら写真の欠点と言っても良い位のラチチュードの狭さをうまく使った作品と言えましょう。
ただ単に清々しい木陰というだけではなく、明るい未来をも感じさせてくれます。