金賞

　「自由課題」　　　金賞

　「氷と遊ぶ」　　　　小松崎　登（笠間）



スリラー感とミステリー感が一緒にやってきた様な、不気味で不思議な作品を創ったアイディアを第一に賞賛します。。
ま、ご覧になった方はいろいろと想像されると思いますが、被写体を探して撮るのではなくて、被写体ごと創ってしまう写真も立派な写真作品になる良い例になりました。
アートは自由です。自由課題の面目躍如、躍如！！

銀賞

　「自由課題」　　　銀賞

　「チャペルへ行列」　　　　　柴田　直美（笠間）



イルミネーションのズーミングですが、ズーミングの時間が短いために不思議なスピード感があります。
キレの良い光は、色の紛れるところが殆どありませんので、色の種類がそんなに多くはないのですが、中心に向かって引き込まれるような錯覚を覚えます。

銅賞

　「自由課題」　　　　銅賞

　「雪のサザンカ」　　　　野上　弘子（水戸）



さりげなく見えるサザンカの写真ですが、よく見ると趣のある作品に仕上がっています。
フレーミングが素晴らしいこと、背景が雪一色で紛れるものがないこと、花や葉に着いた雪が少し時間が経っていて柔らかい感じに見えること、花の赤と葉の緑とのバランスが絶妙なこと、・・・サザンカの写真としてはA級です。

４位

　「自由課題」　　　　　４位

　「寒さにも負けず」　　　　本図　喜久子（水戸）



「ネモフィラ」か「コキア」でしかこの丘はダメなのかと思っていたら、「雪」と「ロウバイ」の組み合わせもなかなかいけますね～。
ロウバイが満開、きれいに雪掻きされた通路、人物が二人、それらをうまくフレーミングしましたが、雪の日にこの場所に行くような人には、これだけの表現ができる力があるのですね。

５位

　「自由課題　　　　５位

　「豊穣の里」　　　　福田　義康（笠間）



なんともおおらかで、伸び伸びとした気持ちが伝わってきます。
多分、冷たい風が吹いているのでしょうが、地平線が傾いたりして（この作品では全く気になりませんし、効果的ですらあります）暖かい気分になります。
背景の処理が見事で、タイトルもピッタリですね。