稲田写真塾*ギャラリー*

稲田写真塾のギャラリーです

6位

2019年08月31日 20時45分00秒 | ノンジャンル
 「自由課題」     6位

 「未知との遭遇」     太田 典男(笠間)



モノクローム写真は、当たり前のことですが、白から黒への階調で全てのものを表現します。
明から暗へなだらかな階調を「軟調の写真」と言い、明暗の差が激しいものを「硬調の写真」(ハイコントラスト)と言います。
この作品は作者にとって必要でないところを黒くつぶしたり、白く飛ばしたりして、エッセンスだけをハイコントラストで画像にしました。
この作品ではこれが成功した、と思います。
手前の歪んだトンネルの様な形に遠くの二人の人物が効いています。

7位

2019年08月30日 17時26分00秒 | ノンジャンル
 「自由課題」    7位

 「静寂を破る」   植木 繁行(常陸太田)



裏磐梯・秋元湖の朝、風もなく静かな湖を釣り人のボートがエンジン音を響かせながら遠ざかって行ったそうです。
遠景では鏡の様な水面に森が写っていますが、その鏡を切り裂く様にボートの波紋が広がり、大きな動きを感じさせます。

8位

2019年08月29日 16時27分00秒 | ノンジャンル
 「自由課題」    8位

 「一歩ずつ・・・」    坂部 史子(笠間)



手前側の稜線に二人の人物を入れたことでこの岩山のスケールがよく分かります。
更に適度な霧によって画面に奥行きが出て臨場感も伝わってきます。
山口さんをはじめとする、「人物入り山岳写真」は稲田写真塾として誇ってもいいと思っています。

9位

2019年08月28日 20時08分00秒 | ノンジャンル
 「自由課題」    9位

 「しずかな湖畔の森の陰から」   小松崎 登(笠間)



どこの湖でしょう、この大きさでは見えにくいかも知れませんが、水面には雨足が写っていて二人の釣り人も見えます。
曇って、雨が降って、霧が多くなって、・・・写真には辛いシチュエーションですが、見事に季節感を表現しながら綺麗にまとめました。
タイトルからは、次の展覧会狙いが・・・!

10位

2019年08月27日 06時34分00秒 | ノンジャンル
 「自由課題」    10位

 「マイナスイオンを浴び湿原を歩く」  菅井 浩(笠間)



天候は曇りだと思いますが、この柔らかな光はこの季節の空気感まで画面から伝えてくれます。
ワイド系のレンズで手前から遠くまでピントを合わせて被写界深度の深い絵を作りました。
空をカットしたのも正解でした。