７位

笠間工芸の丘に置かれた、石彫のニャンコです。
簡単そうに見えますが、なかなか手ごわい被写体です。
が、曇り空に恵まれてきれいなトーンに仕上がり、まったく人が居ない瞬間で背景もすっきりと、品のある作品になりました。

自由課題　　　７位

タイトル　　「眠いんだにゃん」　　　伊藤　勇二（笠間）

自由課題 ８位

イメージ的にはやや暗い印象を受けますが、よく見ると階調（明暗と色調のトーン）が抜群にきれいです。
工業地帯の雰囲気も充分で、煙突の煙からは薬品臭すら感じられます。
改めて、柔らかな光の美しさが見えますね～。

自由課題　　　８位

タイトル　　「雨上がりの工業地帯」　　鈴木　靖子（水戸）

自由課題 ９位

最初この写真に接した瞬間には刈り入れ後の田んぼ風景と見ましたがタイトルを見て思わず膝を叩きました。
「藁（わら）民族いざ出陣」…そう言われてみればそんな雰囲気が十分で、ザッザッと音を立てて向こう側に行進しているように見えます。
こんなに楽しみながらモノを見ること、写真を撮る上で大切にしたいものです。

自由課題　　　９位

タイトル　　「藁民族いざ出陣」　　坂部　史子（笠間）

自由課題 10位

ブレた写真にならぬよう、ISO 感度を 6400 まで上げ、1/400 秒のシャッタースピードで撮影しました。
お見事です！
空と月と雲の明るさ、木々の稜線、前ボケにしたススキとセイタカアワダチソウ、これら全体のバランスがとても良く、素敵な写真に仕上がりました。

自由課題　　　10位

タイトル　　「名月上る」　　　佐伯　さち子（笠間）

自由課題 11位

初登場、笠間新会員・田中宏さんの作品です。
小さなトンボながら、「ここで、行きてゆく！」といった強い意志が感じられますが、これは背景を上手くボカしてトンボをくっきりと浮かび上がらせた結果だと思います。
その背景も季節感が感じられ、さらに明るい部分にトンボを配するなど見事な画面構成です。

自由課題　　11位

タイトル　　「俺は田んぼで行きてゆく」　　田中　宏（笠間）