6位

築島さんも2度目の登場です。
どこか神社での神事風景のようですが、白い衣装と2人の手・・・いわばエッセンスだけに切り取ったフレーミングは見る人に色々なストーリーを喚起させます。
とても品のある仕上がりで、すがすがしい作品になりました。

課題　　　「正月」　　　6位

タイトル　　「神の手宿る」　　　築島　雪枝（水戸）

7位

どんどん焼もだんだんと終わりに近づいている時間帯でしょうか、火も煙も人も餅を刺した竿もギッシリと充満しています。
そんな熱いような煙いような空気感が画面からひしひしと伝わってきますが、これも健康を願う熱気の表れでしょうか。

課題　　　「正月」　　7位

タイトル　　　「家族の健康を求めて」　　横堀　義一（笠間）

8位

本殿側から大しめ縄を入れて落日の方角に向けてのショットです。
一見シンプルなフレーミングで空以外はシルエットですが、それだけに夕方の空のトーンがとても美しく感じられます。
元旦の夕陽を示唆したタイトルがとても面白い。

課題　　　「正月」　　　8位

タイトル　　「今年の1日目が終わる」　　野上　弘子（水戸）

9位

出初め式のひとこまですが、真ん中のグループだけはホースの先から水がチョロチョロとしか出ていません。
何かトラブったようですが、このシーンをユーモラスに表現しました。
しかし、ユーモラスだけではなく霧状の水滴に表れた虹もうまくとらえて、写真作品としても深みのある作品になりました。

課題　　　「正月」　　　　9位

タイトル　　　「あれっ！」　　　鈴木　明光（水戸）

10位

本図さんも2度目の登場です。
昨年のお札など、お世話になったものをお返し、燃やすのを「お札焼却祭」というのですね～。
何を撮りたいのだかが解らなくなりそうなごちゃごちゃした被写体をフレーミングとレンズワーク（特に、絞りの設定）の見事さで、神事としての雰囲気が伝わってくる素敵な写真に仕上げました。

課題　　「正月」　　10位

タイトル　　「お礼焼却祭」　　本図　喜久子（水戸）