４位

見ただけで目と口をふさぎたくなるような写真ですが、よくこんな瞬間を捉えましたね。
土埃のため、セピア調に似たモノトーン風に仕上がりましたが、かえってそれが春一番の威力を一層感じさせる結果になりました。
迫力のある作品になりましたが、カメラは大丈夫だったでしょうか？

課題　　「春を感じる」　　4位

タイトル　　「春一番」　　　盛田　守（笠間）

５位

新しく笠間塾の塾生になられた金井さん、いきなり5位での初登場です。
白鳥が北に帰る飛行中を、青空を背景に文様風に形の面白さで捉えました。
雲一つ無い青空はややオーバー気味のために、平坦で深みはありませんが、文様と見ればかえって明るく効果的で、軽やかに表現できました。
羽を広げた白鳥の様々な形が美しく、透過光で光る白い部分が印象的です。

課題　　「春を感じる」　　5位

タイトル　　　「北帰行」　　　　金井　善治（笠間）

６位

春の空気が写って、見るだけで気持ちの良い作品に仕上がりました。
いつもながらの人物の配し方は「山口流」と言っても良いくらいですね～。
手前のすっきりした濃いところから、ややモヤのかかった遠くの山頂までの遠近感がうまく表現されて奥行きのあるスケールの大きな風景写真になりました。

課題　　「春を感じる」　　6位

タイトル　　「雪解けの頃」　　山口　克治（笠間）

７位

早春、日光・湯の湖の風景写真としても、ポイントを押さえた良い作品ですが、桜井君は湖に張った氷をジグソーパズルのピースに見えたそうです。
そのピースが春と共に溶けて消えて行くような情景を手前の3個の氷でその雰囲気を出して、なるほどと思わせる面白い絵になりました。

課題　　「春を感じる」　　7位

タイトル　　「ジグソーパズルが消えて行く」　　桜井　ケイシ（笠間）

８位

いま見ると、「桜の花びらかな？」な～んて思ってしまうけれど、タイトル（これ、とても良いタイトルです！）からすると、ここは梅の花びらが散ったところなんですね～。
ウォーキングしている人の足元と花びらだけで（遠くに梅らしき木も見えるけれど）梅の終わりの季節をうまく表現しましたね。
被写界深度を浅く使ったのも成功の要因です。

課題　　「春を感じる」　　8位

タイトル　　「次は桜だね！」　　坂部　史子（笠間）