4位

連なった鳥居の「赤」が強烈な印象で見るものの視線を捉えます。
鳥居を画面いっぱいに入れたフレーミングも素晴らしく、青空、真っ赤な鳥居、鳥居の影、この3要素で絵は決まりました！
本当に桜は脇役になってしまいましたね。

課題　　　「桜を脇役に」　　　4位

タイトル　　「赤い鳥居のある風景」　　　野上　弘子（水戸）

5位。

ここまでず～っと、華やかで明るい桜が賑わしてきましたが、ここにきて詫び寂びを感じさせるような地味な背景で桜が登場しました。
暗いモノクロームの様なバックに白い桜の花と黄緑の葉が素晴らしく印象的に表現され、品のある蝶の舞に仕上がりました。
ローキー調（暗い調子）の写真なので、画面をクリックして大きくして見ると、モノトーンの素敵な調子が良く分かります。

課題　　　「桜を脇役に」　　　5位

タイトル　　　　「蝶の舞」　　　小松崎　登（笠間）

6位。

満開をとうに過ぎて、散ってしまった花が多い桜をこんなに美しく撮った写真はあまり見たことがありません。
特に、萼（がく）がきれいで、僅かに咲いている花を上手く引き立てていることにもびっくりしました。
背景の菜の花達の使い方もこの写真を美しく見せている要因です。

課題　　「桜を脇役に」　　6位

タイトル　　「春の色」　　本図　喜久子（水戸）

7位。

満開の桜をバックにして、「南京玉すだれ」を演じているご婦人です。
タイトル通り笑顔が素敵で観客も大いに楽しんでいることでしょう。
この作品では、其処ここでで赤（橙色？）がポイントになって良い役目をしています。
光も柔らかで、とてもきれいなトーンに仕上がりました。

課題　　　「桜を脇役に」　　7位

タイトル　「満開のような笑顔」菅井　浩（笠間）

8位

このネット上の写真の大きさではちょっと分かりにくいかも知れませんが、霧の様なものが湧き出ている、右手センターに桜の並木が見えます。
面白い形の筑波山はどこから望むシーンでしょう。
空と筑波と土の畑とちょっぴりの桜、地平線が画面のセンター（ここでは最良のフレーミング）、シンプルな中に魅力のある作品に仕上がりました。

課題　　「桜を脇役に」　　8位

タイトル　　「晴れますように」　　　坂部　史子（笠間）