金賞

朝日が今まさに、向かいの山頂に射し始めた瞬間です。
余分なものをすべて削ぎ取って、エッセンスだけでフレーミングした画面構成力を賞賛します。
左の氷塊から右上の月まで、見事なシャープさで表現し、この場の雰囲気を見事に伝えました。

課題　　「パンフォーカス」　　金賞

タイトル　　　「希望の明かり」　　山口　克治（笠間）

銀賞

陸橋下の暗い「こっち」から、青空に明るい雲が浮かぶ「あっちの方」に向かって光る線路がず～っと続いています。
トンネル構図を使って向かって行く明るい未来を、シャープに表現した線路でこれから進んで行く希望の道を、それぞれ表現した様に見えるのは私だけでしょうか。

課題　　「パンフォーカス」　　銀賞

タイトル　　　「遠くへ行きたい」　　笹島　具視（水戸）

銅賞

魚眼レンズでとらえた松之山の秋景です。
魚眼の写真は普通パンフォーカスとは言いませんが、これも手前から遠景まで見事にピントがあったパンフォーカスの作品です。
手前の木をデフォルメすることで、インパクトのある斬新な絵になりました。

課題　　「パンフォーカス」　　銅賞

タイトル　　　「秋晴れの山里」　　管井　浩（笠間）

４位

千波湖畔の見事な桜です。
この桜を主役として大きく扱い、対岸の風景を細やかに見せ、千波湖畔の春を見事に表現しました。
桜らし～い桜を大きく、強く、とても良い形で見せてくれました。

課題　　「パンフォーカス」　　4位

タイトル　　「千波湖の春景色」　　飛田　清（水戸）

５位

手前に強い印象の貸しボートを主役に配し、遠景の山から雲までにピントを合わせてこの場の雰囲気を見せた、パンフォーカス写真の見本のような作品です。
遠景の明部と近景の暗部とのコントラストもバランス良く、何でもなさそうな風景を美しく見せてくれました。

課題　　「パンフォーカス」　　5位

タイトル　　「客待ち」　　　野上　弘子（水戸）