金賞

管井さんも2度目の・・どなたかがもっと見たいとおっしゃった・・・魚眼レンズでの作品です。
広い範囲が写りすぎる魚眼レンズは、ピシャリと決まったときにはインパクトのある写真が撮れるのですが、カメラポジションやフレーミングに気を遣わないとただ広く写っただけの間延びした写真になってしまいます。
その辺りのツボをよく心得たフレーミングで、光と色のコントラストも見事
で夏らしい作品になりました。

課題　　「ハイコントラストの写真」　　金賞

タイトル　　「シーサイドトレーン」　　管井　浩（笠間）



次回の課題の発表は9月7日からスタートする予定です。

銀賞

恐ろしい感じがするくらいの赤い朝焼けですが、この赤色はほんの２～３分の間だけの現象だったそうです。
赤から紫に変わる雲の調子と水面のトーンはきれいに出ていますが、山々と島が暗かった為にシルエット状に撮れ、ハイコントラストで迫力のある写真に仕上がりました。

課題　　「ハイコントラストの写真」　　銀賞

タイトル　　「燃える秋元湖」　　野上　弘子（水戸）

銅賞

沖縄の風景だそうですが、なるほど日差しも、海の色も違う！
強い太陽光のコントラストと、黄色の波消しブロック、エメラルドグリーンの海、濃いブルーの空、白い雲、それぞれの色のコントラストの組み合わせが強烈なインパクトを持った作品を創りました。

課題　　「ハイコントラストの写真」　　銅賞

タイトル　　「夏休みの日」　　植木　繁行（笠間）

4位

山口さんは2度目の登場です。
一見、ハイコントラストの写真には見えませんが、光と色彩のコントラストのバランスが絶妙で、実にメリハリの効いた素晴らしい作品になりました。
ゴッホの「糸杉」の連作を思い出させるような色彩のうねりが美しく、とても印象的です。

課題　　「ハイコントラストの写真」　　4位

タイトル　　「アメンボウ」　　山口　克治（笠間）

5位

魚眼レンズで撮られたこの場所は橋の様にも見えますが、どんなところなのでしょうか。
陽も落ちかけているようで床面が眩しく光り、家路を急ぐ男性と長く伸びた影とが球形の膨らみを感じさせて特異な画面を創り出しています。
人の眼では見ることが出来ない、面白い絵が出来ました。

課題　　「ハイコントラストの写真」　　5位

タイトル　　　「家路」　　　菅井　浩（笠間）