金賞

一見何気ないショットですが、こんなに赤と青の美しさを感じたのは久しぶりです。
特にこの赤は非常に印象的ですね～。
感心してゆっくりと拝見すると、フレーミング（構図）が素晴らしい！
過不足がなく、無駄もない・・・結構でした。

課題　　「冬の美」　　金賞

タイトル　　「一人旅」　　吉田　喜男（笠間）

銀賞

シャッターチャンスがピタリで、陽が落ちた後の小焼けが美しく見事に定着され、日暮れ時の寒さまで伝わってくる感じがします。
てまえの枝とのバランスも良く（レンズのズーム具合もピタリ！）シンプルで無駄のないフレーミングが一層寒い空気感を表現しています。
露出も良いところで決まりました。
このタイトルだと　　♪　あ～あ　涸沼　湖（みずうみ）冬景色

課題　　「冬の美」　　銀賞

タイトル　　「凍えそうな我が身」　坂部　史子（笠間）

銅賞

ひどく寒そうで、ひどく美しい形状が見事に表現されています。
空の部分がトンでしまいましたが、ここではかえってそれがこの建物をシャープに美しく見せる結果になりました。
雪が付いた手前のロウバイ（？）も厳しい寒さを感じさせます。

課題　　「冬の美」　　銅賞

タイトル　　「冬の華」　　福田　義康（笠間）

４位

夜空の長時間露光写真は、コンテストやカメラ雑誌で時々お目にかかりますが、この写真はホワイトバランスの使い方で他の作品を凌駕しています。
空を青にしなかったこと、稜線と接する空の明るさが良い具合で雰囲気があること、手前の大きな木を上手く使えたこと、等で笠間でも良い夜空が撮れることを証明してくれました。

課題　　「冬の美」　　4位

タイトル　　「見上げてごらん夜の星を」　　飯村　淳子（笠間）

５位

見事な朝焼けのなか、一羽のカモメが良い位置に配され、人工物である海門橋とのコンビネーションが素晴らしく、美を感じます。
縦位置構図での赤色の変化と明部から暗部へのグラデーションが奥行きと深みを感じさせます。
あとは、寒さをどうするか・・・。

課題　　「冬の美」　　5位

タイトル　　「朝焼けの海門橋」　　野上　弘子（水戸）