7位

　「自由課題」　　　　7位

　「三千年を生きる」　　　　加倉井　克己（水戸）



屋久島・縄文杉の堂々とした巨大な勇姿です。
平均的な広角レンズでは一枚のショットでなかなか収まりきれないくらいの大きさですが、杉に寄って見上げるアングルで太陽と透過光の葉達を配し、横位置のフレーミングで見事にケリをつけました。

8位

　「自由課題」　　　8位

　「木々の集会」　　　坂部　史子（笠間）



アップからロングまで様々な桜が集まりましたが、中央の筆の穂先の様な銀杏（？）の木が親分の様でカッコいいですね。
まそれはそれとして、大小の桜を見事に構成したカメラポジションとフレーミングが素晴らしく、春の清々しさを見事に表現しました。

9位

　「自由課題」　　　　9位

　「そろそろ田植えの季節」　　　福田　義康（笠間）



遠方に雪山があり、中景の田畑は２本の桜に囲まれ、まるで早春を絵に描いたようなシチュエーションです。
中央に農家らしき家を配した縦位置のトンネル構図が素晴らしく、春の匂いが下から湧き上がってくる様です。

自由課題 ベスト10

今日から、「自由課題」のベスト10を順に発表して行きます。
今になって計算したら、10連休のためにアップする日数が足りなくなってしまい、ベスト10の発表になってしまいました。
載らなかった方は、俺が11位だったんだと思って諦めて下さい。

この季節はどうしても、桜をテーマにしたものが多くなりますが、課題とは違った目線で捉えたものに面白いものが多く、楽しくみ見させていただきました。

　「自由課題」　　　10位

　「無我夢中」　　　　　築島　雪枝（水戸）



本当に「メジロ」は桜の蜜が好きですね～。
逆さになって夢中で蜜を吸っている姿が愛らしいですね。
望遠系のレンズのために被写界深度が浅くなってメジロとメインの枝がグッと手前に出てきて、メリハリのある作品に仕上がりました。

金賞

「桜のある風景」 金賞

「夜空の華」　　　野上　弘子（水戸）



ライトアップされた夜桜を真下からワイドレンズでのショットです。
ホワイトバランスをライトの色温度に合わせたために空の青みが増し、桜の色との対比がより鮮やかになって美しさが際立ちました。
ライトの当たり方にムラがあるためにそれが幸いして、花の明るさがまちまちで素敵な立体感が出ました。