金賞

　「自由課題」　　　　　金賞

　「大地口をあける」　　　　植木　繁行（笠間）



蔵王の御釜だそうです。
昼の間はこのアングルでは街が見えてしまうので撮る人は少ないと思います。
植木さんは、逆に夜になれば街の明かりが良い背景になると判断してこのポイントから撮影されたと思いますが大正解でしたね。
ホワイトバランスの設定が的確で「青」が美しく表現され、神秘的な雰囲気さえ感じます。

銀賞

　「自由課題」　　　　銀賞

　「これぞ月下美人」　　　　福田　義康（笠間）



見事な月下美人の写真です。
花に対するライティングが素晴らしく、透き通る様な透明感があります。
さらに僅かながら葉を生かし、月を画面に登場させたことで、月下美人の物語が見事に完結しました。

銅賞

　「自由課題」　　　　銅賞

　「知床に沈む」　　　　　金井　善治（笠間）



道東・知床近くの辺りだと思いますが、時間帯もピタリで美しい写真が撮れました。
手前の大きな岩山を、オレンジ色に焼けた空と真っ青な海を背景に力強く表現出来ています。
よく見ると岩の頂上に人が見えて大きなスケールが感じられます。

４位

　「自由課題」　　　　４位

　「涸沼の日の出」　　　　　田中　次男（笠間）



涸沼の早朝撮影では有名なポイントで、横堀さんがよく訪れる所です。
よく私が言うところの「古池や写真」ですが、ここでは漁船を入れずに、静寂な雰囲気を大切にして表現したことを評価したいと思います。

５位

　「自由課題」　　　　５位

　「クライマックス」　　　　　桜井　ケイシ（笠間）



有名な諏訪湖の花火大会を高台から撮影したショットです。
背景が空ではなく街の明かりということと縦位置のフレーミングから花火の高さが何となく解って、珍しく感じる花火写真です。
湖の反射も臨場感があり面白い作品になりました。