稲田写真塾*ギャラリー*

稲田写真塾のギャラリーです

11位

2011年03月19日 16時32分00秒 | ノンジャンル
ガソリンスタンドは長蛇の列、それでも買えた人はまだ良いほうで買えない人もたくさんいるらしい。
だが、ちょっと待ってほしい!
原油はいつも通りにタンカーで入ってきているそうだ。
東北の海岸線をはじめ地震の被害がひどいところなどでは使える車の数は減っていると思われる。
日本中でのガソリン使用量があんなに並ばなければ買えないほど増えているはずはない。
地震直後は精油所の施設で使えなくなっているところが出て、瞬間的には不足が起きたかも知れないが、その辺の事情は石油関係機関で調整しているはずで、ちょっとの間だけ災害地のことを考えて車の使用回数を減らせば大した問題にはならなかったと思われる。
とすれば、無用の買い占めに走った人が多いとしか思えない!

日本は災害時に略奪や強盗の類がないことで海外からは敬意を持ってみられているようだが、実は陰では自分だけが良ければいい主義の買い占めに走ったダメ輩(ダメやから)が思ったより多いと思われる。
昔の「トイレットペーパー買いだめ」を笑った連中が同じことをする、といった学習能力のない日本人になってしまった。
国家がダメになると、国民もダメになるようだ。

それでも気を取り直して・・・11位。
何やら変わった写真ですが、さて何でしょう?
極寒の地、早朝の窓ガラスに氷の結晶が出来ることがあります。
これはその結晶ですが、直接狙ってもこの様には写りません。
偏光板と偏光フィルターを組み合わせて初めてこの様な写真が撮れます。
美ヶ原・王ヶ頭ホテルにはカメラマンが沢山集まるので、この撮影が出来るようになっています。
結晶は毎日変わりますし、偏光フィルターの回転具合で色も変わりますから同じ写真は二度と撮れません。
マクロ系のレンズで狙いますが、一度はやってみると面白いでしょう。
森田さんはこの現象に興味を持って、たくさんシャッターを切っていましたが、なかなか面白い作品が出来ましたね。

課題  「今年の冬は寒い」 11位

タイトル  「氷の華」  森田 早輝子(水戸)



12位

2011年03月18日 17時38分00秒 | ノンジャンル
今日は写真展実行委員会のメンバーが集まって、来る写真展を行うべきか、止めるべきか、の議論をしました。詳しくはBBSに盛田実行委員長より述べていただくことになっていますから、そちらをご覧下さい。
何人かで集まって話をしてみると、地震の時には色々なところで色々なことがあったのだなと改めてゾッとします。
まだ、ライフラインを確保できていない方があるかも知れませんが、頑張って下さい。そして困っている方、このコメント欄でもBBSでも結構ですから書き込んでいていただければ、我々で出来ることなら近くの写真塾のメンバーが手を貸してくれると思います。
TVを見ていると、国のやり方にはつくづく腹が立ちます。

今日もまた、気を取り直して・・。
何やら、ボ~ッとした感じの写真ですが、よく見ると雪が見えます。
もっとよく見ると、どうやら水溜まりにでも映った建物を180度回転して見せているようです。
さらに、ホワイトバランスを変えて撮った様に見えます。
場所もタイトルからしてどうも日本らしくありません。
(ここまでのことは、桜井君にコメントしてもらうことにします。)
寒色系のブルー調に仕上げた色調が、雪が舞う寒空を背景にしたヨーロッパらしき教会を幻想的に表現できました。
作者はこの様に、色々と工夫をして寒さを表現しましたが、作者の狙いはほぼ成功していると思いますが、皆さんはどう感じるでしょう。

課題  「今年の冬は寒い」  12位

タイトル  「厳冬のアンナペレンナ」  桜井 ケイシ(笠間)



13位

2011年03月17日 17時26分00秒 | ノンジャンル
海外のメディアや大使館では、放射能が危険だから日本を離れろ!という指令が出ている国があるというのに、TVでは原発の構造の話ばっかりで、我々がどうしたらいいのかの指針はなく、身体に影響はナイを繰り返すばかり。
本当かね?
救助の手が届いていない災害地だって沢山あるらしいのに・・・国民を守れない国家では情けない。

今日もまたまた、気を取り直して・・・。
弘道館のこのアングルは新鮮に感じます。
解けた雪に濡れた門から玄関への敷石を主役にしたのが面白く、実に堂々とした重量感のある写真に仕上がりました。
濡れて光る石がとてもきれいです。
門や土塀の瓦屋根には雪が積もり、この大きさでは見にくいかも知れませんが、門の扉などの黒っぽい部分には降っている細かな雪が見えます。
雪の量は少ないのですが、しみじみとした寒さが表現できました。

・・・ここも被害にあったんだろうな~。

課題  「今年の冬は寒い」  13位

タイトル  「雪げの庭」  種村 隆子(水戸)



14位

2011年03月16日 17時13分00秒 | ノンジャンル
こんな時に何が出来るのかを考えても、なかなか良い答えが出てきません。
まったく、我ながら情けない思いに駆られます。
今までの日々に比べて、やることが少なくて、かといって遊んでいるわけにも行かなくて・・・・どうも、矛盾だらけの昨日今日です。

ところでネット情報ですが・・・。
yahoo!JAPAN→茨城県庁→県内の放射線量の情報、と進んで一番上の情報をクリックすると県内の30分毎の各地の放射線量が出ています。気になる方はご覧下さい。
それから、近日中に、写真展を決行するか、延期にするか、実行委員会で決定し、BBSでお知らせしますので毎日BBSのチェックをしてみて下さい。

では、今日も気を取り直して・・・。
雪の上に残った足跡と不可解な線が、鑑賞者達を魔法の世界にでも誘っているかのように見えます。
タイトルといい、絵柄といい、何とも不思議な写真ですが、雪が降った朝の寒そうな空気感はよく表現されています。
重そうな雪と点と線の画面構成も面白いし、白から黒へのモノトーンのなかに僅かに見える道路の赤いセンターラインが結構印象的です。
この様な被写体にカメラを向けてシャッターを押す、その感性を大切にして下さい。私は評価します。

課題  「今年の冬は寒い」  14位

タイトル  「朝一番の便り」  廣瀬 忠夫(笠間)



15位

2011年03月15日 17時43分00秒 | ノンジャンル
岩手、宮城、福島、そして茨城の海岸線で津波に遭い、いまだにどうして良いか判らずにご苦労されている方達を想像すると、ベストテン・コーナーなんてやっていることが申し訳ないような気になります。
今現在は福島原発の事故が最も心配です。
政府の発表、東電の説明、民放TV解説者の話、茨城放送・県原子力安全対策本部関係者の話、それぞれ話すことに差があって、「重大事故だから気をつけなさい、外に出てはいけない!」とか「フランス政府は日本に来ているフランス人達に関東を離れろ!の通達をした」から・・・「4基のトラブル後に、放射性物質のレベルが下がったから、普通の生活をして大丈夫」(これ、茨城放送2時30分頃の話ですよ!)まで、どれを信じて良いものかわかりません。
パニックを起こしたくないのは判るけれども、本当のことを正直に話してほしいと思っています。

さて、気を取り直して・・・。

今年の春は寒い・・みたいな作品になってしまいましたが、これはこれで立派な冬の光景です。
広い「白」の中に僅かな「黄色」が覗く部分を発見して、白、黄色をバランス良くアップで切り取ったフレーミングに無駄が無く、シンプルでスッキリとした絵に仕上がっています。
花のちょっとつぶれた姿からタイトルの感じがよく伝わってきます。
ここまで寄ると雪の質感がよくわかって、福寿草の寒さが理解できるような気になりますね。
長いけれど、タイトルも面白い!

課題  「今年の冬は寒い」  15位

タイトル  「せっかく咲いたのに恨めしい雪」 鈴木 桂子(水戸)