稲田写真塾*ギャラリー*

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地震と16位

2011年03月14日 10時27分00秒 | ノンジャンル
ビックリしました。これしか言いようがありません。
津波の映像は見るに忍びない気持ちです。
昨夜遅くやっと電気が来て、パソコンが生き返りました。
携帯がダメ、電気が来なくて電話とネットがダメ、水がダメのナイナイずくしで何処にも連絡が取れずご心配をお掛けしました。
地震の被害もたいしたことはなく、家族も皆無事です。
今、写真展が心配です。(「カモメのつぶやき」に詳細と被害写真あり)

大変お待たせをした16位の写真です。
ちょっと不思議な色調ですが、雪の日の夕方から夜にかけてのある時間帯に自然光と人工光とが面白く調和してこんな光の状態になったのを見た経験のある方もいらっしゃると思います。
この庭の光と空の明るさだけではメリハリが付かず絵にならなかったかも知れませんが、車のライトと遠くの家の灯りが良い具合にハイライトとなって画面を引き締めて寒そうな空気感を出しました。
さらに、画面下方に当たっている家からの光が効果的でしんしんとした寒さを感じます。

課題  「今年の冬は寒い」  16位

タイトル  「雪明かり」  福田 義康(笠間)



17位

2011年03月10日 17時59分00秒 | ノンジャンル
冬真っ只中のいかにも寒そうな冬山をブルーをうまく使って寒い山岳写真に仕上げました。
このブルーはホワイトバランスで出したものか、朝か夕方の太陽が無い時のものなのか(どちらでも可能です)わかりませんが、上手く雰囲気が出ています。
何かもう一つこの画面に面白い要素が加わり、タイトルにもう一工夫があればもっともっと上位にランクされた作品だと思います。

課題  「今年の冬は寒い」  17位

タイトル  「厳冬」  前川 晴美(笠間)



18位

2011年03月09日 17時18分00秒 | ノンジャンル
修ちゃん、手口さん、あれだけの人達が、寒い写真に暖かいコメントを寄せてくれたのに「ナシのつぶて」は冷たいんじゃないの。
撮ったときの工夫とか気分とかその時の状況とか・・・皆んな聞きたいんだよ!
出来ないって?
出来なきゃ、ひとに頼んだって何とかなるでしょう!


ところで、今日の18位ですが・・・。
素晴らしい発想です。
雪が舞う、元禄十五年十二月十四日も斯くやと思わせる画面構成です。
暗めの背景に雪を流さず、速いシャッター・スピードでピタリと止めたのも寒い雪の晩を彷彿とさせます。
一つだけ残念なことは、大石内蔵助にピントを合わせなかったこと・・・それなりの考えがあったのだとは思いますが、写真的には大石殿にピントを合わせてほしかったと思います。
それはそれとしても、笠間ならではの作品が出来ましたね。

課題  「今年の冬は寒い」  18位

タイトル  「いざ!吉良邸へ」  新名 喜久夫(笠間)

19位

2011年03月08日 17時48分00秒 | ノンジャンル
田んぼの中に石のお地蔵さんがポツンと立っている、なんとも寂しく寒そうな風景です。
遠景の色調がやや黄色味を帯びて余計に寒々しく見せているのは、ちょうど良い条件をぴったりの時間に撮影できた証拠です。
レンズの選択とフレーミングの良さとで、この辺りの雪の写真としては、かなり寒そうに表現出来たと思います。

課題  「今年の冬は寒い」  19位

タイトル  「ぽつんと一人」  手口 勤(笠間)



「今年の冬は寒い」スタート!

2011年03月07日 17時28分00秒 | ノンジャンル
今日から次の課題「今年の冬は寒い」のベスト・20を発表します。
今回も多数の力作が寄せられましたが、少しだけ考えさせられたことは、ある種の既成概念のようなものがイメージとして強く残っているらしいということでした。
この課題では、「寒い=雪」の図式が皆の頭に強くあったようです。
80%以上は雪に絡む作品でした。
勿論雪は寒いときに降るものですが、関東では寧ろ冬の寒さが緩んできた頃に春先に降ることが多く、私などは寒い地方や冬山での雪は別としてあまり寒いといったイメージはないのです。
何故こんなことを問題にするかといえば、寒さに限らず既成概念にはけっこう落とし穴が多いのです。
温度の問題ならば視覚だけではなく、皮膚感覚も働かせることを意識して下さい。

さて、20位の作品です。
昨夜からの雪は止まず、このゴルフコースはクローズになりました。
朝になってもまだ雪雲は厚く、辺りはまだ暗さが残っています。
雪はしんしんと降り積もってゆきます。
好天であれば、青空の下元気な声が行き交っていることでしょうが、今朝は音もなく雪が舞うだけの寒いゴルフ場です。
・・・そんな雰囲気をモノクロ調を生かして、うまく表現しています。

課題  「今年の冬は寒い」  20位

タイトル  「コース・クローズの朝」  高野 修一(笠間)