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稲田写真塾*ギャラリー*

稲田写真塾のギャラリーです

16位。

2010年12月09日 21時55分00秒 | ノンジャンル
今夜は一週間遅れで水戸塾の勉強会です。帰りは相当に寒くなっていました。

さて、今日の16位は・・・。
タイトルにも「響(ひびき)」とありますが、岩に当たった波の音の響きが聞こえてきそうです。
なまじのスローシャッターで波をぶらすよりも、速いシャッター・スピードでピシャリと動きを止めてしまった方が迫力があり、音もより強く聞こえてきます。
ここには季節を感じるものは何も登場していませんが、夏の日中のように真上にある太陽と違って、日中でも低く横から射す太陽光でうまく季節を感じさせています。

課題  「初冬の音を撮る」  16位

タイトル  「響」  角田 直巳(笠間)



17位。

2010年12月08日 08時52分00秒 | ノンジャンル
カメラを真上に向けて大木などを狙うアングルは特に新鮮なアングルではありませんが、この写真では木達、青空、雲、木々に当たる太陽光、これら全体がとてもバランス良く仕上がっています。
結果として、木々を渡る風の音、顔を撫でる風などを感じさせ、寒さが身近に迫った初冬の森をうまく伝えています。

課題  「初冬の音を撮る」  17位。

タイトル  「初冬の森」  福田 義康(笠間)



18位。

2010年12月07日 16時28分00秒 | ノンジャンル
「ツインリング・もてぎ」でのショットでしょう、シャープなコントラストの映像から、早朝のキリッとした空気が感じられます。
あちこちからバルーンのエアーを送り込むバーナーの音が聞こえ、ざわめきや僅かな風の音はかき消されそうです。
が、なんといっても逆光からの透過光によるバルーンの圧倒的な色彩の鮮やかさが光る作品です。

課題  「初冬の音を撮る」  18位

タイトル  「朝日を浴びて出発」  高野 功(笠間)



19位

2010年12月06日 16時58分00秒 | ノンジャンル
今年は随分と暖かかったから、初冬と云われる時期になってもモミジがまだまだ赤い所がありました。
ここでは、モミジには陽が当たっていますが、背景となる暗い渓流からは音が聞こえます。ここは日陰になっていて色温度が高く、青味がかって冷たそうな流れに見えますが、この温度差感も季節をうまく表現しています。
縦位置のフレーミングで余分なところをギリギリにトリミングして緊張感とスケールの大きさを感じさせています。

課題  「初冬の音を撮る」  19位

タイトル  「最後の輝き」  前川 晴美(笠間)



「初冬の音・・」ベスト・20 スタート

2010年12月05日 14時58分00秒 | ノンジャンル
今日から次のテーマ「初冬の音を撮る」のベスト20を順に発表します。

匂いや温度のように、「音」も写真に写りにくい素材です。
その写りにくい音を、季節(晩秋~初冬)を感じさせながら表現して頂きました。
入選作品の中には季節感を盛り込んでいないように見える写真もありますが、よく見ればちゃんと季節が感じられます。


今日の20位は、もう終わりに近いコスモスを横目に通り過ぎようとする電車です。
ちょうど良いシャッター・スピードで電車をブラして、線路との軋み音を表現しています。
ちょっと暗い感じになりそうな被写体に、明るいピンクのコスモスを加えることで、とてもバランスの良い写真になりました。
ローカル線のようですから、何となく懐かしい音が聞こえるような気がします。

課題  「初冬の音を撮る」  20位

タイトル  「車輪軋む」  盛田 守(笠間)