志賀さん宅から見た近所 以前は70世帯あったものが! 以下南相馬市警戒区域に一時帰宅した高校生の一文
「あ、本当に警戒区域なんだ」
「あ、本当に誰もいないんだ」
「あ、本当に何も無いんだ」
「あ、本当に草木で荒れ果てているんだ」
「あ、本当に家の中はぐちゃぐちゃのままだんだ」
7月3・4日、三郷市年金者組合が中心となり「被災地ツアー」に参加させていただき、3日は南相馬市「9条の会」志賀さん(会員)に案内していただいた。
バスの車窓から 本来なら田んぼの緑のはずが この区域も放射線量が高く荒れ地に(飯館村)
バスは、東北道を一路北に、二本松少年隊で有名な福島県二本松インターで降り、南相馬市に向かった。その途中飯館村を通る。この近くに来ると車の中でも放射線量が異常に高くなる。
南相馬市役所 ここで志賀さんと合流
南相馬市小高区域 信号手前は福島第一原発から20キロ圏内で警戒区域だ(人は短時間しか)
小高区村上、志賀さん自宅(左、本人は借屋住宅に) 原発事故で帰れない無念さで・・・
近くの海岸(村上海岸) 台風でも来たら!!!
電柱と暴風林の松 この地域は意外と放射線量は少ない
小高区でも山の手の Nさん宅(三郷市で避難生活をしている9条の会員)
志賀さんより異常に放射線量が高いNさん宅を紹介された。
7マイクロシーベルトを超えている。(庭)
この地域も田畑は雑草が生い茂っている。なんということだろう、自宅にも戻れない、自宅の田畑は荒れ放題に。そこにはたくさんの牛、豚、犬、猫などなど・・・
それなのに原発を再稼働しようとしている。
帰りの車中でこの怒りを胸に、7・16さよなら原発10万人集会(代々木公園)をみんなで参加しようという決意に。
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