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アパレル業界の業態移行

2009年09月08日 | アパレル放談
繊研新聞のDATA BANKの2008年度版の掲載記事に関して、コメントを投稿していました。
繊研新聞のこの企画は、繊維・アパレル業界(ファッションビジネス)の実勢を知る上で貴重で毎年参考にしていました。
現役の時は、個別の企業の盛衰に興味がありましたが、戦後の繊維産業が幾多の混乱にどのように盛衰してきたかを考える上で貴重なDATAと参考にしています。
先日読者からBlogの内容についてコメントを頂きました。
Blogで断片的に投稿していますが、Blogの投稿記事では内容的に限界があります。
今年の3月に下記の論文(共同論文)を書きました。

「ファッションビジネスにおける業態構造の移行」―その成果と問題点の考察ー
1950年の「婦人既製服業界の創生」から「輸出産業から国内への業態の移行」、「オイルショック」、「高度成長」、「プラザ合意」、「バブル経済と崩壊」、「平成不況―○○改革」と20年ごとに起こる(細かく言えばには10年ごと)に起こる混乱の下で、繊維既製服製造業→繊維既製服製造卸→アパレル→SPAと業態変化を繰り返して発展(生存)してきました。
この論からすると現在の危機(混乱)が盛衰の岐路と考えられます。
2010年が1950年60年目に当たります。
今回の「危機を好機」にする考え方もあります。
業態変化について1990年と2006年を経年比較して業態構造の移行(変化)について、繊研新聞のDATA BANKを参考に考察しました。
この論文は国立情報学研究所のホームケージからダウロードできます。
Blogのブックマークをクリックし、
国立情報学研究所のHPの「ファッションビジネスにおける業態構造の移行」をダウンロードし、御覧ください。
ご案内!
分析の資料となった繊研新聞社のDATA BANKの1990年と2006年のデーターを添付したいのですが、掲載の許諾の問題もあり貼付していません。
興味のある方は下記メールでお問い合わせください。
電子メール アドレス :
impannatore@smile.ocn.ne.jp