TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

T-SAQUAREとMARLENE...そしてSTAGEA?

2005-10-30 01:29:50 | J-FUSION
CROSSOVER JAPAN'05でもう一丁懐かしネタを。
...懐かしネタばっかりで恐縮ですが、やはり現状のFUSIONに対する環境としてはどうしても懐かしいところにスポットがあたってしまうのは仕方ないことですかと。もちろんCROSSOVER JAPANではFUSION界の「現在」を象徴する小林香織やDEPAPEPEの出演もあって、懐かしむばかりではなかったのも良かったとは思うんですけどね、やっぱりどうしてもそっちの方に目が行ってしまう小生もやはり年を感じておりやす。

で、本題ですがT-SQUAREとマリーンの共演による「IT'S MAGIC」。これまたCASIOPEAの「ASAYAKE」高中正義の「BLUE LAGOON」と並ぶ王道を行く1曲でした。何年ぶりなんでしょうね、この人たちの共演は。懐かしくて涙がチョチョ切れ(死語)ますね。しかもDVD、CDとも収録なしですからホントBSデジタルを見れて良かった良かった。そんでもってマリーンさん、結構それなりの年(40代後半?)いってるんでしょうけど、あの若々しさは何!?って妙なところで更に感心しております。

ところで、マリーンといえば小生一度だけ1991年の琵琶湖バレイJAZZフェスティバルでライブを見ておりますが、恐らくその頃のツアーキーボーディストは窪田宏さんであったかと思います。ただ当時は窪田宏という名を知らなかったもので、実際にそうだったのかがわからないものですから、知っている人いたら教えてくだっさい!(とウチのカミさんが申しておりました)

さて窪田宏といえばエレクトーン、で、現T-SQUAREのキーボーディスト河野啓三もしかり。(TRIXの前身セッションにも窪田氏の代わりに参加してましたしね)無理やり話を元に戻しちゃいましたのは、CROSSOVER JAPANのT-SQUAREステージにドーンと居座っていたYAMAHAのエレクトーン「STAGEA」についての前フリ。いやどんな音なんかなあと注目して聴いてたんですけど...噂には聞いてましたが正直あまり音は良くないですね。オルガン系の音ならともかくとして、例えば「TRUTH」のピアノの音なんかは完全に浮いちゃってましたから。MOTIFを作っているYAMAHAの製品とは思えない、リアリティの無い音です。時々あれ!音いいやん?と思ったら「STAGEA」の上にくくりつけたROLANDのシンセの音だったりして。(何でYAMAHAのエレクトーンの上にROLANDのシンセが乗っかっているのかがよくわかりませんが)
もちろんエレクトーンを否定するつもりはありません。音楽を勉強するにあたってはピアノよりも奥が深いし、何より演奏する楽しさという点においてはその上を行くものであろうとは思ってます。が、実際音を聴いてみると、やはり音にこだわるプロのバンドが使うものではないような気がしました。シンセに比べれば運搬も大変でしょうしね...。話題性もあって、このSTAGEAには少なからず興味を持っていたんですが、実際に聞いてみて、ちとガッカリしたのが正直なところであります。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 朝焼けのブルーラグーン | トップ | STAGEA ON STAGE »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

J-FUSION」カテゴリの最新記事