今日の一枚「ネニューマ・カンサォン,ソー・ムジカ」
沼澤尚とMARCOS SUZANOのコラボレートアルバムです。
沼澤尚個人名義では「THE WINGS OF TIME」以来ですね。
2005年秋に行われた南青山MANDALAでのイベント「NOTHING BUT THE MIDNIGHT FLASH GROOVE」でのライブ音源にダブミックスを加えたものです。
しかしよくもまあ、こんなCDがリリースできたものだと感心します。
音楽とはいえ、音階楽器がない、すなわちメロディーがない、ひたすらドラムとパンディロ(要はタンバリン)だけの世界。
恐らくよほどの沼澤尚ファンか、打楽器系の楽器をやっている人でないと...聴くに耐えないかも知れません。
そこは沼澤尚とMARCOS SUZANOの持つ、ある意味ドラッグ的ともいえる激しいGROOVE感覚だけが描く音世界。何より凄いのはこの二人の持つ寸分違わないリズム・タイム感。打楽器同士を全く狂いもなく合わせるのがどれだけ難しいことか。それをまるでリズムマシーンのように機械的ともいえるくらい見事に合わせている。もちろん機械ではない、そこには間違いなく人間の息遣いがある。人間の生み出すGROOVEが存在する。SYNCHRONIZED DNAも凄いが、パンディロという単純な楽器だからこそ、GROOVEが共鳴する、炸裂する。まさに究極のノリを追求した実験でもある。
収録は10曲。もちろんタイトルなんてない。曲というより、それぞれその場その場で生み出されたGROOVEがそのまま収録されたもの。リズムだけでこれだけの表情を作り上げることが出来るのか...今までに感じたことのない感動に背筋が寒くなった。
ただダブミックスによる必要以上のエフェクトが残念だ。究極のリアルGROOVEを楽しむには邪魔でしかない。
沼澤尚とMARCOS SUZANOのコラボレートアルバムです。
沼澤尚個人名義では「THE WINGS OF TIME」以来ですね。
2005年秋に行われた南青山MANDALAでのイベント「NOTHING BUT THE MIDNIGHT FLASH GROOVE」でのライブ音源にダブミックスを加えたものです。
しかしよくもまあ、こんなCDがリリースできたものだと感心します。
音楽とはいえ、音階楽器がない、すなわちメロディーがない、ひたすらドラムとパンディロ(要はタンバリン)だけの世界。
恐らくよほどの沼澤尚ファンか、打楽器系の楽器をやっている人でないと...聴くに耐えないかも知れません。
そこは沼澤尚とMARCOS SUZANOの持つ、ある意味ドラッグ的ともいえる激しいGROOVE感覚だけが描く音世界。何より凄いのはこの二人の持つ寸分違わないリズム・タイム感。打楽器同士を全く狂いもなく合わせるのがどれだけ難しいことか。それをまるでリズムマシーンのように機械的ともいえるくらい見事に合わせている。もちろん機械ではない、そこには間違いなく人間の息遣いがある。人間の生み出すGROOVEが存在する。SYNCHRONIZED DNAも凄いが、パンディロという単純な楽器だからこそ、GROOVEが共鳴する、炸裂する。まさに究極のノリを追求した実験でもある。
収録は10曲。もちろんタイトルなんてない。曲というより、それぞれその場その場で生み出されたGROOVEがそのまま収録されたもの。リズムだけでこれだけの表情を作り上げることが出来るのか...今までに感じたことのない感動に背筋が寒くなった。
ただダブミックスによる必要以上のエフェクトが残念だ。究極のリアルGROOVEを楽しむには邪魔でしかない。
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