TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

FAIRGROUND / SIMPLY RED

2008-10-17 23:43:59 | その他の音楽
今日家に帰ってきたらカミさんが「SIMPLY RED」のライブやってるよ~とか言って、チャンネルを変えたもので思わず見入ってしまった。NHKハイビジョンでやってたSIMPLY REDの2007年収録のライブです。
MICK HUCKNALLのパッツンパッツンのシャツのボタンに時の経過を感じつつ、カミさんが「え、屋敷豪太がドラムじゃない」などと言うもので、「いったい何年前の話やねん!」とか、コーラスのお姉ちゃんめっちゃエエ体してるけど前歯がスキっ歯やな~とか、オルガン弾いてんのにピアノの音とかパーカスの音がず~っと聴こえる~…ドラマーさんも大変やね~などとぐだぐだツッコミながら、それなりに楽しんでおったわけです。作曲クレジットにD.HALL、J.OATESなんてあったものでおや?と思ったら「I CAN’T GO FOR THAT」のリフをサンプリングしてる「SUNRISE」なんて曲もあって、今更ながらそんな新たな発見も。

そんなこんなでライブの終盤に登場するのがこの曲「FAIRGROUND」。小生正直言ってSIMPLY REDについては、ほとんど思い入れはないんですけどね、この曲だけは別格。あれはそう、新婚の頃、まだ関西在住の頃でした。あの頃家では朝から晩までと言ってもいいくらい、テレビでMTVがつけっぱなしになってたんです。吉本新喜劇の時間を除いてね。そんな中でよくON AIRされていてめちゃハマったうちの1曲がこれ、「FAIRGROUND」。おとぎの国で聴いているような幻想的な演奏、胸を打つ切なさが溢れるメロ、そして何かが吹っ切れたような前向きな力がみなぎるサビ。何度聴いてもたまりませんわ。今日もこの曲が流れ出した瞬間パブロフの犬のごとくじんわりと熱いものが…。

結局当時「FAIRGROUND」が収録されているアルバム「LIFE」と、「FAIR~」のライブバージョンが収録されている「NEVER NEVER LOVE」なる曲のシングルを買っただけで、以降SIMPLY REDに注目することは今の今までなかったわけですが、やっぱり好きだった曲って、いつ聴いてもいいものはいいです。改めてこの曲を聴き直しつつ、惚れ直しております。

ライブ放送終了後、NHKのスタジオにカメラが戻ったんですが、ナビゲーターのクリス・ペプラーの横には屋敷豪太が。やはりSIMPLY REDにはこの人は付き物なんですね。この人のユニットGOTA & THE LOW DOGのアルバム「LIVE WIRED ELECRTO」というアルバムがウチにはありますが、当時の流行だったんですかね、アシッド系のジャズファンクっぽさを中心にBEATLESのカバーとかSANTANAっぽいロックインストとか、いろんなジャンルごった煮のなかなか面白いアルバムでした。そのままジャズファンク系の音楽を続けるのかな~と思ってましたけど、その後かなり独特でわかりにくい活動をしていた屋敷豪太さん、最近ようやくスガシカオとか藤井フミヤとかメジャーどころに進出してきたようで何よりです。ジャズファンク系方面もまた頑張って欲しいものです。
そういや、今日のライブにも出ていた日本人ギタリスト鈴木賢司さんとやら、このGOTA &のアルバムにも参加してました。SIMPLY REDでは屋敷さんとは重なっていないようですけど、いろんな繋がりがあるものです。

ちなみに、SIMPLY REDも解散したとかもうすぐするとか。まあ、メンバーがそれほど固定していたバンドではないようですから解散と言われてもあんましピンときませんけどね…。

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