4つ袖ボタン

こないだですね、イージーオーダーなるスーツを頼んできたんですわ。
前前から気になっていて、しかも3万円くらいでできるってんで、ものは試しということで。
イージーオーダー、要は生地を選んだらあとは細かいサイズを計ってもらって細かいディティールを決めていくんです。面白かったのがサイズを計ってみたら右腕の方が左より若干長いとか。確かに小生左肩が上がっていて左側の肩痛が慢性的になってるんだけど、その影響が腕の長さにも現れるのね。で、ディテールというと、まあ最近はあれですわ、3つボタンでノータックパンツのスリムな感じが人気のようで。でもノータックって小生が会社入った20数年前はノータックが主流だったけど、その後数年も経ったらもう2タックが普通になっていて、ノータックなんて見ることなくなったものだったんだけどね。時代は繰り返すものです。とは言いながら、2タックに馴染んでしまっている小生、ちとノータックには抵抗がある。理由は単純。小生基本手ぶらなもんでズボンのポケットをかなり有効活用しているものでして。たとえばケータイ。今使ってるケータイは結構コンパクトだからポケットに突っ込んでてもそんな違和感ないけど、今悩んでいるのがスマートフォンにするかどうか。だって、あれって結構でかいんだよね。あれをズボンのポケットに入れられるものかいな～と目下思案中。おかげで今のケータイ既に使用開始から4年半を経過しております。
話は逸れたけど、ましてやこれがノータックズボンだったとしたら…ポッケがリスのホッペみたいなことになりそう。ということで、間をとって1タックということでオーダー。てかもう吊るしのスーツには2タックのスーツってほとんど見かけなくなってるのも事実なもんで、今更2タックというのも…というのが正直なところ。
でも気がつかなかったな～、袖口のボタンの数は。当然のように3つでオーダーしましたよ。それが当たり前だと思っていたから。しかしふと思い出して電車の中で見まわしてみたら…袖口4つボタンが大勢を占めているんですな。タックの数とか前のボタンの数とかは案外わかりやすいけど、袖口ボタンの数の流行りには全く無頓着でありました。それにしても袖口4ツボタンっていつ頃から流行り出したんだろう。3つボタンノータックと同じ頃からなのかな。大体小生はものもちが良すぎるのか、案外スーツって結構長いこと着てしまうんですよね。正直10年選手もいるし、半数近くは7～8年モノ。最近っぽいモノはウチには2着しかなかった。そう思うと電車の中で見るにサラリーマンの皆さん結構最近のモノを着ている確率が高いということになるのよね。そんなしょっちゅう買うものでもないと思ってたけど…世間一般ではスーツの更新頻度って高いんだろうな…というプチ発見。