TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

HARD CANDY / NED DOHENY

2010-09-22 23:16:20 | AORとか
BILLBOARD LIVEの予習のために早速買って聴いております、NED DOHENYの代表作、「HARD CANDY」。
とはいえ、やっぱりほとんど聴いたことのない曲ばっかりでしたね。これだけ有名な人ですから、何かと聴いたことありそうなもんなんだけど。唯一「ON THE SWINGSHIFT」の出だしのところがなんとなく…といった具合でしょうか。
全体的な雰囲気としては上品でポップなAORといった感じ。このアルバムがリリースされた76年というと、BOZ SCAGGSの「SILK DEREES」とかEAGLESの「HOTEL CALIFORNIA」あたり。ちょっと泥臭さ、というか何か陰を背負ったような時代を象徴するアルバムが流行っていながらも、この「HARD CANDY」は明るさと前向きさを失っていない、なんとも肩の力が抜けた柔らかな仕上がりになってます…てかどこが「HARD CANDY」なんだ?かなりなソフトCANDYのようなアルバムなんです。
面白いのが「IF YOU SHOULD FALL」。なんとも軽いアレンジにやけに明るいホーンセクション、だけどコーラスはGLEN FREYとDON HENLEY。EAGLESと対極をなすような曲にまさにEAGLES的なコーラスアレンジ。なんとも妙な味があります。
それと特筆すべきは、アルバム全体を染めるDAVID FOSTERによるRHODESサウンド。何が凄いということはないんだけど、NEDのボーカル並の存在感が際立ちます。このエレピをCAT GRAYがどう表現してくれるのか…このあたりも今度のライブでは見ものですね。

ちなみにウチのCD漁ってたら、「E35~英語で歌おうJ-POP」とゆ~企画モノアルバムで、NEDさん小田和正の「ラブストーリーは突然に」をカバーしてます。(JOSEPH WILLIAMS&JASON SCHEFFがコーラスやってるしMICHAEL LANDAUがギター弾いてるし)ライブで演ってくれたり…はさすがにないか。

HARD CANDY / NED DOHENY
NED DOHENY(vo,g)STEVE CROPPER(vo,g)ERNIE CORELLO(g)DENNIS PARKER/BRIAN GAROFALO/COLIN CAMERON/LASZLO WICKY/JOHN HEARD(b)DAVID FOSTER/JIMMY CALIRE/DAVID GARLAND/CRAIG DOERGE(keys)GARY MALLABER/JOHN GUERIN(ds)VICTOR FELDMAN/STEVE FORMAN(perc)ROSEMARY BUTLER/FEMING WILLIAMS/BROOKS HUNNICUTT/GLEN FREY/DON HENLEY/LINDA RONSTADT/J.D.SOUTHER /HAMISH STUART(vo)TOM SCOTT/JIM HORN/DON MENZA(sax)GREG ADAMS/CHUCK FINDLEY(tp,tb,fh)

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