TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

BAKED POTATO SUPER LIVE!

2004-12-23 23:12:37 | TOTO&FUSION
さて、今回ご紹介するのは「BAKED POTATO SUPER LIVE!」です。JEFF PORCAROもしくはSTEVE LUKATHERフリークの方にとってはこのアルバムは名盤中の名盤でしょう。私がFUSIONの世界にハマっていったのもこのアルバムのおかげであり、このBLOGにおいてこのアルバムをはずすわけにはいきません。

LAにあるFUSION系のライブハウス、「BAKED POTATO」がこのライブの舞台です。1981年12月、ここでGREG MATHIESON PROJECTということで、GREG MATHIESON(keys)、STEVE LUKATHER(g)、JEFF PORCARO(ds)、ROBERT POPWELL(b)の4人が繰り広げたハードロックテイストのオールインストゥルメンタル・FUSIONセッションを収録したものがこのアルバムです。
まず、GREG MATHIESONといえばLARRY CARLTONの右腕といわれるほどのキーボードプレイヤーであり、SHEENA EASTON、DONNA SUMMER、LAURA BRANIGAN(ついこの間お亡くなりになりましたが)の大ヒット曲「GLORIA」等のコンポーザー、そして70年代~80年代にかけて数々のスタジオワークをこなしていたミュージシャンとして有名です。そういえば来月にリリースされるTOMMY FUNDERBURKのニューアルバムの曲の大半を共作しています。そしてROBERT(POPS)POPWELLも同様にCRUSADERS、LARRY CARLTONと活動してきたベーシストです。JEFFは彼らともスタジオワークでの付き合いが多かったこともあって参加しています。ギターは本当はLARRY KARLTONがこの参加する予定もあったそうですが、結局STEVE LUKATHERが参加して、このライブが展開されるに至りました。ちなみにプロデュースはこの4人に加え、JAY GRAYDONが名前を連ねています。
このアルバムの何が素晴らしいかと言えば、やはりJEFFの素晴らしい、個性的なテクニックが全曲にちりばめられているところでしょう。TOTOでもこのようなテクニカルなドラミングはなかなか聞かれませんでした。それがしかもライブの一発録りで展開されているんですから言うことなしです。
どうもこのアルバム、日本でしか発売されなかったようで、しかもCD化してからすぐに廃盤になってしまいましたから、JEFFファン必携とは言えども「お宝」アルバムとなっていたようですが、数年前にCOOL SOUNDから再発されたのが話題になったりしました。
これからしばらくこのアルバムの収録曲を紹介していきたいと思います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« やっぱクリスマスですから.... | トップ | BAKED POTATO SUPER LIVE! 前半 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

TOTO&FUSION」カテゴリの最新記事