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TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

AOR / L.A REFLECTION

2005-05-04 23:41:53 | AORとか
TOMMY DENANDERのRADIOACTIVEつながりということで、お次のご紹介はこのアルバム、AORのL.A REFLECTIONです。

AORって音楽ジャンルと違うんかい!というご指摘もあろうかと思いますが、FREDERIC SLAMAというフランスのギタリストによるプロジェクトで、RADIOATIVE同様固定メンバーではないユニットです。更には実はこれにもTOMMY DENANDERが大きく関わっていたりしてます。そもそも日本で独自に流行したAORというジャンルではありますが、もちろんフランスにもAOR好きは結構いるわけで、その一人である音楽評論家でありながらギタリストでもあるFREDERIC SLAMAが1980年代のLAサウンドを再現すべく、豪華ゲストと制作したのがこれらAORのアルバムです。で、そのAORの3作目にあたるのが、この「L.A REFLECTION」です。

1曲目「IF NO ONE CARED」は哀愁漂うロックサウンドで、これぞAOR!という雰囲気にDAVID PAICHもどきなピアノソロ(もしかしたら本人かも知れませんがあまりにもコピーっぽいもんで)が絡みます。そして2曲目「SENSATION」なんてサビでタイトルをみんなでコーラスするめっちゃキャッチーなこれまた80年代前半そのものを再現している曲です。ちなみにこの曲ではFREDERIC SLAMA自身は曲を書いているだけで、ギターは全てTOMMY DENANDERによるものだったりします。続く「NEVER GONNA LET HER GO」もまた、AORアルバムにありがちなメロウメロウなバラード曲でRICK RISOの絶唱に悲哀のこもったSAXが色を付け、MICHAEL LANDAUのバッキングギターにSTEVE LUKATHERのソロまで織り交ぜたこれまた典型的なAORサウンドです・・・。
てな具合で、基本的にはどっかで聴いたことあるようなAORサウンドてんこ盛りのこのアルバム、本人の意図するところにより、クレジットはボーカリストのみで、(数曲に限り全員がクレジットされているものがありますが)曲ごとの詳細なプレーヤーは不明です。

一応参加ミュージシャンの一覧を。
FREDERIC SLAMA/TOMMY DENANDER(g,keys)
GORAN EDMAN/MICHAEL RUFF/RICK RISO/CHRIS DEMMING/DAVID CHAMBERLIN/RACHEL DIGGS/TOM BAILEY/FREDRIK ANTBLAD/KRISTOFFER LAGERSTROM(~RADIOACTIVEにも参加してますね) (vo)
STEVE LUKATHER/MICHAEL LANDAU/BRUCE GAITSCH/JAMES HARRAH(こないだのKARIZMAで来日した人です)/ANDRE HAROLD(g)
DAVID DIGGS/STEVE PORCARO/DAVID PAICH(keys)
TOM SAVIANO/DAVE BORUFF(この人もRADIOACTIVEつながりということのようで)(sax)
EDDIE WATKINS JR./HUSSAIN JIFFRY/MIKE PORCARO(b)
VINNIE COLAIUTA/ED GREENE/JEFF PORCARO(ds)

次回はお宝な1曲のご紹介。
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