TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

INVISIBLE TOUCH / GENESIS

2008-02-07 00:46:43 | AORとか
小生的80年代洋楽ベスト??の続き。
前回のPHIL COLLINSつながりというわけでもないんですけど、続いてはGENESISの全米NO1ヒットナンバーの「INVISIBLE TOUCH」。(1986年)
今更プログレからポップ路線に方向転換をして…みたいなこと書いても仕方ないんですが、前作「GENESIS」、前々作「ABACAB」あたりと比較してもこの曲の何かがふっ切れたようなポップさ、ネアカさは際立ちます。
更に…当時大流行していたSIMMONSエレクトリックドラムのこれまたなんの捻りもない「いかにも」なサウンドで始まるイントロは「これがGENESIS!?」と意表をつかれたものです。そういう意味では最もGENESISらしくないのは間違いない。GENESISファンにとってはYMOが「君に胸キュン」になっちゃったのと同じくらいの衝撃かもしれない…けどやっぱりプログレを忘れていない雰囲気漂うシンセの音使いと、脳天気なPHILのボーカルのミスマッチなブレンドが絶妙。普通のポップロックとは趣を異にした名曲です。
やはりこの曲も80年代を代表する1曲に加えることは誰も否定できないですよね。

それにしてもこのSIMMONSエレクトリックドラムは流行りましたね。しかしこの楽器自体もまさに典型的な80年代。90年代に入っても意地になって使ってたのはBILL BRUFORDくらい?なものでしたから。(YESのリユニオンツアーでまるで夜店のお面がごとく並んでいるSIMMONSパッドを叩いていたのは凄いを超えて笑えました。)

当時小生もTAMAが発売していたエレクトリックドラムを使ってたんですが、それを買って最初にコピーして叩いた曲はもちろんこの「INVISIBLE TOUCH」。TAMAのエレドラってこのモデルが最初で最後だったように思いますけど、結構SIMMONSっぽい音を出せたんで、「INVISIBLE TOUCH」に合わせて叩くのが楽しかったこと楽しかったこと。
これもまた小生の80年代の懐かしい思い出です。

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3 コメント

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Unknown (hiroaki0907S)
2008-02-07 11:31:38
imokenpさん、こんにちは。

ちょうど立て続けにジェネシス聴いてました。
代表作(?)「INVISIBLE TOUCH」を所有してなかった事に気づき、地元タワレコを覗くと昨年末に紙ジャケ化されてるじゃないですか~。買っちゃいました(笑)。
しかし後で気づいたんですけど、この紙ジャケ盤、SACD+DVDの仕様で4,800円でした~。+DVDでこの値段、高いな~。
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この曲って (akira)
2008-02-08 05:46:40
ちょっとPop過ぎて、あんまり好きじゃなかったんです。
>YMOが「君に胸キュン」に・・・
まさに、イイ例えですねー^^
 
ブラッフォードは、マイペースなのかな!?
後ろ向いたりしてバァーン!ってやってましたね。
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Unknown (imokenp)
2008-02-09 01:28:56
hiroakiさん
そんなん出ていたんですね~。知りませんでした。
GENESISのクリップって凝ったものが多かったですから、クリップ集があれば...なんて思ったりもしますが、CDとセットでその値段とは...ちと厳しいですね。
しかし「CALLING ALL STATIONS」にもクリップがあったとは...。

akiraさん
BILL BRUFORDのセッティングは異常でしたね。
演奏のためというより見せびらかしてるんじゃないかと思うような...。今じゃお盆くらいの大きさがあればあのセッティングと同等の音を出せますから、さすがのBILLももう使ってないようですけど。
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