TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

TOTO IV の続き

2004-09-20 22:04:12 | Weblog
前回は「ROSANNA」だけで終わってしまいましたのでその続きです。

このアルバム今までにはない、コラボレーションが始まっているのも特徴のひとつです。
VOCALは今まで全て自前でしたが、今回からBACK VOCALIST として、TOM KELLY、TIMOTHY B.SCHMITの二人がクレジットされています。二人とも次作以降のアルバムにもいくつか参加してます。TOM KELLYという人についてはTOTOのアルバムでしか見たことないのでよくわかりません。しかし、TIMOTHY B.SCHMITはご存知POCO、そしてEAGLESのベーシストでありBACK VOCALISTとしてのスタジオワークを多数こなしていることは以前にも書きました。コーラスとしては高音部分はBOBBYのパートなんでしょうが、いかんせんBOBBYの声はキンキンしすぎています。そういう意味でこの二人、ソフトな高音を出してくれるので、今までにないコーラスワークを実現しています。特に「I WON'T HOLD YOU BACK」のコーラスなんかは絶品で、TIMOTHYのおかげでこの曲が売れたといっても過言ではないでしょう。

そしてJAMES NEWTON HOWARD。今や映画界において、当代きっての売れっ子音楽監督です。現在公開中の「THE VILLAGE」も彼が担当しています。
この人はこの時期において、7人目のTOTOといってもいい存在だったのではないでしょうか。
その後のTOURにもKEYBOARDのサポートとして来日し、そういえばその頃でしょうか、YAMAHAのDX7が登場し、楽器フェアでDAVID PAICH、STEVE PORCARO、そしてJAMESの3人がそのプロモーションを行いました。KEYBOARDマガジンにもプロモーションのソノシートが付録として付いていましたが、恐らくそれらの音源をアルバムにしたのでしょう。JAMES NEWTON HOWARD & FRIENDS名義(実際にはWITH TOTO)のアルバムが発表されました。

で、次回はそのアルバムをちょっと紹介することにします。


コメント
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