粉末を水にとかすだけで良い、クリティカルケァ(日本名、ケービーケァ)。が、出る前には、私は、りんごをすったりしました。その他に色々と考えて、人参とかほうれん草とか、キャベツ、ブロッコリーとか、煮て、裏ごしして、シリンジに入れて食べさせていました。(もちろん、食べない。といって、弱っているくせに、どこにそんな力があるのかと思うほど無駄な抵抗するので、タオルでぐるぐる巻きにして手が動かないようにして、食べさせました。)
そのときに、知恵をいただきました。煮たものを、冷凍しておくなど、目からウロコでした。特に夜中には、起きて看病するので、本当に助かりました。
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先に載せた、モルモットと旅する がっかり ワールド には、モルモットのサンゴちゃん、ルピーちゃん、ギニー船長がいました。「質問の泉」というコーナーがあり、私は病院には連れて行きましたが、一人で悩んでいるとき、いろいろな知識をいただき心強かったでした。それでこの流動食・がっカリーの方法も、大切にとってありました。(個人的な考えですが、このホームページのオーナーは、病気のことをよく知っている人だと思いました。)先生にも何でも相談しましたが、ここの掲示板に来られる人たちの経験や知恵でも、色々助けてもらったり、楽しいお話しができました。
<がっカリー>
まずはギニー船長のお気に入りのレタスやキャベツ・ニンジン・ブロッコリーを冷蔵庫から取り出し、鍋でグツグツゆで始めました。ゆでた野菜を、ゆで汁ごと超兵器「ブレンダー54250」(要はただのミキサー)に入れ、リンゴ・パセリそれにペレットをざざっと加えて、おもむろにミキシング開始。全てが粉々になって青汁状になったところで完了です。胃腸の動きを保ち常在菌を養うために、ペレットや繊維の多い野菜を入れることが肝心だそうです。
「がっカリー、できマシタ〜!」と差し出されたのがこの緑色の流動食。確かにグリーンカレーみたいで、見た感じは悪くなさそう。草の香りがするので、これならギニーも気に入ってくれるかな? さっそくギニーに与えてみることにしました。
ギニーを例によってタオル保定して、3ccのシリンジで吸い上げたがっカリーを、切歯のわきからゆっくり口の中へ流し込みます。この時急ぎ過ぎるとむせ込んでしまうので、あくまで気長にやることが大事です。がっカリーはギニーも非常に気に入ったようで、シリンジに食いついてなかなか離れません。恐るべし、がっカリー!!1回10〜20ccをめどに与えて、1日3・4回これを繰り返します。この間も牧草やペレットなどの餌を与え続けて、「食べるふり」を続けさせることが必要です。がっカリーに完全に頼りきってしまうと、歯が伸びて自力で食べられるようになっても、餌を自力であさらなくなってしまうからです。
余ったがっカリーは、製氷皿に小分けにして冷凍庫で保存します。必要な量だけ取り出して、電子レンジで解凍して適量の水を加えればいつでも食べさせられます。与える直前に、ビタミンCの粉末や液剤を加えるのも良い方法です。写真の右が普通のカレールー、左ががっカリールーです。食べる動物によってルーを使い分けましょう。
がっカリーのおかげで、ギニーも元気を失わずに過ごしています。使用人が近づくと、立ち上がってがっカリーをねだるので、ついつい余計にあげてしまいますね。
3・4日すると歯もかなり伸びてきて、自力で餌を食べられるようになります。ギニー船長も、ルピーと競い合って餌をむさぼっています。こうなったら、徐々にがっカリーを与える回数を減らすことが出来ます。ウンチがきちんと出ていれば、まず安心です。
ギニーの場合、歯が斜めに伸びてかみ合わせが悪くなっているため、放っておくとまた歯が伸び過ぎになってしまいます。また、かみ合わせが悪いので、餌をすばやく噛み切ることは望めません。歯は定期的に切る必要があるでしょうし、がっカリーは体重を目安に常にある程度の量を与えることになりそうです。
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今飼っている ももは、7才位だと思いますが、驚いたことに手術の後でも自力で食べて、えらい子です(なで、なで)。それで、シリンジ食の経験がありません。でも歳も歳ですから、何かあった時に、と思って、時々ぬらしたクリティカルケァを与えて練習していますが、匂いがいやなのか逃げて行きます。濡らしたペレットは何とか食べます。でも、シリンジ食になったら、やっぱり野菜とか煮てがっカリーをやろうと思います。冷凍できるのは頼りになります。(看病は、体力勝負ですからね。)
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近いうちに、モルモットの口の中の写真を探して、載せてみます。
私も、奥歯はずっと奥にあるので、レントゲンで見るまで、わかりませんでした。
(追伸)次のページに載せました。ここをクリック→ 歯の病気。口の中。モルモット
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