ドリーム キャッチャー Dream Catcher

ブログ2006/2開始。2009/4までモルモット歴11年。2年半のブランクの後2011/11、2匹の女の仔が来ました。

MRI 体験。

2018年05月10日 08時34分24秒 | その他

「狭いところは平気ですか?」と、先生は聞きました。


私はそんなことは考えたことはありませんでしたので、「はて?」と思いましたが、平気かな〜。と自分に聞きました。「平気です。」と、答えました。

テレビでしか観たことのないMRI。私には無縁の。と、思っていたMRIを、初めて見ました。MRI
技師の女性が言う通り、枕?に頭を乗っけて機械の上に寝ました。胸に平たい四角いものを乗せられました。
耳にヘッドフォンをつけてくれて、「頭を動かさないように」と、彼女は言いました。
そして、「30分、そのままで。」と言って部屋を出て行きました。


「え〜っ。30分も。」と、思っているうちに、私の体は機械の中に入って行きました。  

                       (写真のMRI は、他のサイトからです。)

ヘッドフォンをつけてくれたのは、色んな機械音が聞こえて、うるさいからでした。
30分は、長かったような、、。短かったような、、。
終わって、しばらく待って、CTスキャン?もしたと思います。
それから、結果が出ました。


私は、この冬、凍った道を歩いていて、5回位も転んでしまって、そのうち2回は顔面で受けてしまい、メガネも2回とも、曲がってしまいました。(手もついたのに、どうしたのでしょう。とにかく、「あっ。」と言う間に転んでいるのですから、「どうして?」と聞かれてもなんとも言えません。頭を打ったので、病院に行かなきゃとは、思っていました。(が、長引かせていました。)


脳外科は行ったことが無いし、なんとなく検査が怖かったので、しぶしぶ行きました。日本の病院でした。朝に電話して、運よくその日のうちに受けてもらえました。お昼前に出かけて、午後には結果が出ました。すごい。アメリカなら、考えられないかも。と、思いました。

アメリカだったら、スペシャリストの先生に電話して先生に会うのに1か月待ち。先生と話した後、その後、施術の受付に1か月待ち。でした。
私の、以前のポリープの手術の時はそうでした。ポリープがある。と、わかっていたのにですよ。なのに、何と長く待つのだろうと思いました。でも、手術が終わった後、先生は親切に、腸の様子やどう手術したかを、何枚もカラーコピーでくれて、説明してくれました。ただ聞いていても一度では忘れてしまうので、カラーコピーは具体的で、とても自分の病気が分かり親切でした。次の年に、また手術しました。その時の結果を見て、先生は、「3年したら、またおいで。」と言いました。
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今回のMRIは、日本では、健康保険の自己負担分30%を払ったとしても9000円以下だそうです。
アメリカでは、医療費は高く、アメリカの私の個人の保険を使っても、自分の個人負担だけでも日本の健康保険の10割(私は、日本の保険が使えないので。)か、それより高く支払わなければならないと思いました。

余談ですが、日本で、母の病院の付き添いに行った時などに思うのですが、日本の先生は、とてもお忙しいと思いました。大病院なんかで、先生は2時になっても(お昼ご飯も食べずに)、患者さんの健診をしていました。(毎日、患者さんも多いし、母のように予約無しの人も行くし。先生のお身体、大丈夫かな〜と思いました。)母も、予約なしで言ったので、午後まで待たされ、かわいそうなことをした。と思いました。母のかかりつけの病院がお休みだったので大病院に行ってみたのですが…。

私は、ありがたいことに、あまり病気になりませんが、アメリカのポリープ手術の時の経験では、(入っている保険会社や病院によっても違うでしょうが)、ホテルのようなびっくり豪華な病院の入り口でお出迎えをいただき、すぐそばの受付まで連れて行ってもらいました。(自分でもわかりますが、聞く手間が省けました。)受付の横に部屋があり、そこで、その日のポリープの手術の予定とか、代金(の一部?)を払いました。アメリカでは、その日のうちに全部の請求書が貰えると言うことでなく、後日、ダラダラと、いろいろの請求書が届きます。いくらになるかわからないので、怖いです。

話しは戻ります。受付の後に、車椅子に乗せられて、手術の階まで連れて行ってもらいました。(ピン、ピン、歩けるのに。)そこの階では、また、どこへ行くかを知らせたりする女性たちが親切でした。(あとでわかったのですが、そう言う人たちは、初老のボランティアのようでした。)先生も、サービスもあるのでしょうが、いつも怖らがらせないようにか、にこやかでした。
次の年、2回目に行ったポリープ手術の時は、麻酔を使わなかったので、私も先生と一緒に画面を観ていたのですが、最後のポリープをとった時に、先生が助手の先生?と、いぇ〜いと言って、ハイタッチしていたのが聞こえました。(アメリカらしいと言うか。)


私は、帰りも、また、ボランティアの人に車椅子に乗せてもらって(ピン、ピン、歩けるのに。)、病院の玄関まで来ました。予約制がしっかりしているのか、待合室では手術を受ける患者さんや付いてきた家族は見ましたが、他の所は静かな感じでした。ゆったりと言う感じでした。こんなだから、医療費が高いのでしょうか。
(「病気の予防に」。と思って、私は日本に行った時にはいつも、人間ドッグを受けます。ポリープは、その人間ドッグで「検査」するように言われました。私は何も感じなかったので、ポリープがあるなんて、わかりませんでした。アメリカに戻ってから病院に行きました。ありました。ありました。ポリープがありました。)アメリカでは、最初から、大腸内視鏡検査すが、日本では最初に便検査(正しくは便潜血検査)をしますが、便検査はかなり結果がわかるようです。もし、ポリープがあるとしても、ポリープ手術は簡単です。(私の場合は20分くらいでした。)日本に電話でお聞きしたら、日本の代金は高くなかったです。とにかく取ってしまえば、ガンにはなりません。)

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一番始めの話に戻ります。私のMRIの結果ですが、先生はコンピュータで、脳の輪切りの写真を見ながら説明して下さいました。転んだことによる、脳の損傷は無いそうです。私は、この機会にと「他に脳に、問題はありませんか?」と、お聞きました。人間、40歳を過ぎた頃から、何か斑点らしいものが出るような説明でしたが、それも、問題は無いそうです。首の血管も脂肪がついてなくて綺麗だ。といっていました。


ちょっと怖かったけど、行って来てよかったでした。

「来年、またおいで。」と言われました。

ははは。どうかな〜。病院は、嫌だ。