毎年、11月の第4木曜日は、感謝祭です。今年は11月28日です。
めずらしく、民族や、宗教色の無い。アメリカらしい祭日です。普段、遠くに住んでいる子供たちや、会えなかった人たちが、家に戻ってきます。家族が集まります。ですから、感謝祭の前の日までは、どこの空港も、満杯です。
感謝祭のいわれは、「 ヨーロッパからの、最初の入植者が、寒い冬を越せない時に、インディアンが助けてくれたそうです。その次の年、収穫を祝い、インディアン達を招待し、神の恵みに感謝した」と言うことだそうです。(でも、その後、白人達に迫害を受けました。)
感謝祭のこと。(以前、書きました。)→ クリックして下さい。
感謝祭の食事です。
お皿の写真の一番左に、赤く見えるクランベリーソース。は、私の場合ですが、前の晩に、クランベリーを洗って、メープルシロップで、弱火で煮ました。(とても、美味しい(^ー^)。)
七面鳥は、華氏350度のオーブンで焼きます。(沢山の人が来ない時は、胸肉を焼きます。七面鳥は大きいので、4人でも胸肉で十分です。)(一羽だと、残りをお土産に持って行ってもらいます(^ー^)。)焼くのに、コンビクションでも、2時間近くかかります。時々、中の様子をみます。
私のは、テレビで習ったように、焼く前に、お肉の周りにワインとお水を入れてから焼くので、肉がしっとりして美味しく焼けます。(^ー^)。
オーブンで胸肉を焼いている内に、マッシュポテトとか作ります。日本のポテトサラダより、ずっとやわいめです。(お客さんが来た時に、日本のポテトサラダを作ったことがあって、その時は、ニンジンやタマネギとか入っていて、珍しそうにして食べていました。マッシュポテトしか、知らないのかな〜。と、思いました。)
写真の、クランベリーの上のは、スタッフィング(つめもの)です。
パンや、色んな野菜を小さく切ったもの、ハーブや、ナッツとか、色々まぜて、少し調理して。それを、焼く前の、綺麗に洗った七面鳥のお腹に入れます。(スタッフィングも、それらしく、別に簡単に作れるようなものを売っています。)
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年配の人に聞くと、以前は、七面鳥を洗ったり、大変だったそうです。(とにかく5kg以上あります。)今の時代は、スーパーで、七面鳥は、綺麗に洗われて、ぴっちりした大きなピニールパックに入っていて、そのまま料理に取りかかれます。
七面鳥は、脂肪が少ないので、ターキーサンドウイッチとか、今や、健康食品として、年中食べられています。
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今年は誰も来ないので、焼きません。でも、あの、焼いている時に、部屋中にただよう匂いとか、焼いている間に、手順を考えながら、要領よく、他の料理や、テーブルセットの用意をしたのは、楽しかったでした。
感謝祭の次の日は、感謝祭のプレゼントの、サイズが合わなかった服を取り替えてもらったり、12月のクリスマスに向けて、プレゼントを買いに行ったり、普段会えない家族が、一緒に街に出かけます。今では、商魂たくましく、お店は、夜中の12時から(^ー^)開けています。「木曜日(感謝祭)」の後の「金曜日」。ブラックフラィデーの大安売りが始まります。
感謝祭に向けて忙しく。
感謝祭が終わったら、もうすぐ、クリスマスです。行事に追われて、慌ただしいです。そのまま、年末に突入します。1年は、速いです。
(追伸)
この写真は、私のでないです(^ー^)。でも、作った料理の感じが似ていたので、お借りしました。写真、どこかを探せばあるかと思いました、、、。でも、、、料理は撮ったか、記憶にありません。