ドリーム キャッチャー Dream Catcher

ブログ2006/2開始。2009/4までモルモット歴11年。2年半のブランクの後2011/11、2匹の女の仔が来ました。

ゴミのこと。なんとなく。 LITTER

2018年10月12日 20時35分23秒 | ニューヨーク市の写真

東京に行きました。ら、(結構都心でした.)道路に、ゴミ箱が一つもありませんでした。コーヒーの紙コップをどこに捨てて良いのか、探しましたが見つかりませんでした。聞いてみたら、ゴミばこが無いのは、911のテロ以来だと言う人もいました。東京に来た観光客は、どうして良いか困っているんではないでしょうか?ホテルまで、持って帰るのでしょうか?

 

ニューヨークのマンハッタンは観光客でいっぱいです。たいてい、信号の四つ角には、リッター(LITTER)と呼ばれる、ゴミカゴが置いてあります。(これは、街に出た人に撮ってもらった写真です。)

向こうのは、そんなでもないけど、手前のかごは、ちょっと置き過ぎですね。でも、けっこう収集に来てくれます。

 

(追伸)

書いてくださったコメントを見てちょっと気がついたことがあります。そういえば、日本にはコインロッカーがあって助かります。

私の経験ですが、日本以外では、コインロッカーは見たことがありません。(昔のアメリカ映画ではコインロッカーがあるのを見たことがあります。1回、都会から離れた美術館で見ました。)  

昔の話しですが。南フランスの飛行場で、コーヒーを買った後、その紙コップを捨てるのにゴミ箱を探したことがあります。どうして見つからないんだろうと探しました。結局、ゲートに来るまで、ゴミ箱がありませんでした。まだ、日本人の私の頭の中では平和な時代でしたが、この飛行場から、飛行機で、アフリカや、中近東に行くのは、とても近いと感じました。

 コーヒーの紙コップを捨てる。だけのこと、だったのに、、、。面倒な、世の中です。

 

 


浮世絵のこと Ukiyoe (Japanese woodblock prints)

2018年10月01日 15時39分28秒 | その他

浮世絵を見る機会がありました。

広重の東海道五十三次と、北斎の、冨嶽三十六景。を「全部」、見る機会がありました。

全部見たのは、初めてでした。あんな小さな画面に人がたくさん入っていて、一枚、一枚、お話を感じました。今まで、「全部」を、見たことはありませんでした。そして、本では気がつかない事ばかりでした。描いている線がとても細くて(5ミリ位?)、どんな筆を使って、絵描いたのだろうとか考えながら、時間をかけて観ました。その線を掘る、彫り師も大変だったろうと思います。(両者、さすが、プロ(^ー^)。)

 ↓ 北斎です
船にたくさんの人が乗っています。職業や、表情がおもしろいです。

 

 

この版画は、世界で有名です。ここにも、3艘の船に乗っている、たくさんの人達が波をさけようとしています。

雨が降った後、川留(かわどめ)された後、の、渡船場です。これなんか、絵の中に、かなりの人数です。

 橋の上に、たくさんの人が見えます。どんな仕事の人か、想像しました。

 ここから、広重です。
急な山の谷間に、大名行列が見えます。

強い風の中で、7人の動きがとても微妙です。

 駕籠かきの人たちの声まで、聞こえそうです。

下の絵の、真ん中の人が背中に背負っている天狗は、どこかのお寺(忘れました)に、奉納するのだそうです。

美術の本で、浮世絵は見ていましたが、本物を見るのは、違います。
浮世絵に興味を持ったのは、昔、昔、ボストン市にある、ボストン美術館(Museum of Fine Arts, Boston)に、行った時でした。(洒落(しゃらく)の首絵がたくさんかかっていたと思います。(ボストン美術館が、日本美術で有名な所だと、後日、知りました。思えば、洒落の浮世絵は少ないのに、たくさん並んでいたのを、もっと真剣に見ると良かったのです。)

ーーーボストン美術館の日本美術コレクションは、明治維新による極端な西洋化が進められる中で、日本で美術品を保有していた伝統勢力である大名家が廃藩置県などの制度変化によって経済的な基盤を失って、手元にある美術品を少しでも現金に変えたいと考えた時期に、外国に流れて行きました。その頃、著名な三人の米国人、モース、フェロノサ、ビゲローによって買われたり、収拾されたものを、整理・体系化したのが、ボストン美術館で東洋美術部長を務めた、岡倉天心でした。西洋において東洋の理解を進めようという大きな志を持っていた彼らの考えがボストン美術館に生きています。ーーー

私は、アメリカや、日本の、美術館に行く度に、喜多川歌麿の美人画の浮世絵を見ていた時とか、髪の毛の線や、着物のガラなど、本ではわからなかった細かい部分にも目が行きました。白い部分を、木で彫った模様が浮き出ていたり、、、素人の私でも伝わって、すごい。と、思いました。

(浮世絵ばかりでなく、NYのメトロポリタン美術館にも日本の一級品と呼ばれるものがたくさんあります、、、。でも、東京の国立美術館に行った時、あまり大きくない建物でしたが、さすが、日本!。と思われる一級品がたくさんあって、安心しました(^ー^)。ふっふっふ。