最初で最後。
このブログにしてはちょいと長めです。
「渋谷区ふれあい植物センター」が年内で閉館と聞き、その存在すら知らなかったのですが、薦められて行ってきました。(行ったのは10日ほど前です。)
側面に「日本で1番小さい植物園」とあるけれど、立派なものでした。
さっそく閉館を感じさせる貼り紙
植物の解説も手描きのものが多く、竹島水族館を思い出しました。
手狭な分、みっちり充実している印象
まったく、植物たちは不思議で奇妙だけど理にかなって強く、憧れます。
私のウツボカズラポーチも仲間に会えてよかった。
全国の、身近な土壌を集めた展示
日頃、よく見かけて「何だろう」と思うような木の実や種の殻
お金をかけずに手を掛けるところが自分好み。
ボランティアスタッフさんたちが楽しく作業する様子が浮かびます。
最後なので、疲れない程度に写真を多めに。
休憩スペースや図書コーナーもあって、入館料100円はありがたい。
雑貨屋さんのような、誰かの家のような(私の家か?)
屋上は小さなハーブ園
名残惜しさを撮ってみた。
きれいに手入れされているけれど柵にはサビが出ていて、年月には敵いません。
「リニューアル」という言葉、「建物ごと」だから、すっかり変わってしまいそう。
とても気に入りました。
何回もここに来ていたなら、きっと泣けるだろうな。
良い面を引き継いで、生まれ直してほしいと思います。
植物たちも、一株でも多く生き残れますように。