イクワーチカの過去ログ

ここ、過去ログは「イクワーチカのオーチン・ハラショーな日々」を移行させたものです。忘備録用のため、更新はいたしません。

うちにある

2020-09-29 13:12:00 | 日常
もういっちょ、江戸東京たてもの園です。

乾物屋さん


後付けで煙草販売コーナーを作り足したのでしょうね


イラストの灰皿


うちのじゃん!


店内にあったマッチ


これもうちのじゃん!(100円ショップで売ってます)

楽しいな♪


たてもの園で。

2020-09-29 13:11:00 | 日常
江戸東京たてもの園、広大で緑深い小金井公園の中にあるだけで、まず気に入ってしまいました。


しかしこの日は夕方から用事があったので、商店等を集めたエリアだけ集中して見ることにしました。想像ですが、園内でたぶんここが一番自分好み。

正面が子宝湯です。

立派な銅板建築


花屋さんは下部がタイル


荒物屋から外を見てみる


かっぱ橋道具街じゃないよ


このバケツいいな


ここは文具屋さん

いつか自分の家が作れたりしたら、壁を引き出しにしたい。

都電の路線

この字は溜池?

派出所


建物の形に沿って作った机


手作り時代のぬくもりとアイデア、楽しんできました。
でも途中でふと、写真を撮る手を止めたのです。
これらは見ごたえがあり、そのための準備をしてくださった方々には感謝の念を抱きますが、やはり「生きているものではない」。街や村の中で、傾き、崩れ、汚れながらもまだ自分で息をしている建造物とは存在感が異なります。
自分が「見つける」、「出あう」という、もっとも感動のふれ幅の大きいポイントの欠落でもあり、「私が写真を撮らなくてもなあ」と思えてきました。

秋、お出かけしたいな。

大銭湯展を見て

2020-09-29 11:15:00 | 日常
江戸東京たてもの園の「大銭湯展」に行きました。
ここに移設されている「子宝湯」は常時公開されていますが、詳細な解説付きという意味で企画展だったようです(9/27に終了)。

日々、地元で、あるいは出先で積極的に銭湯に入ることを20余年続けている自分にとって、特別な珍しさはありませんでしたが、子宝湯は「保存して見せる」にふさわしい、銭湯の見どころを漏らすことのない立派な銭湯でした。

めっきり少なくなった番台(中野にもまだありますよー)。

一度座ってみたいものです。

小さな庭

出てみるわけでもないのですが、これが結構乙なのです。

籐カゴのある眺め

汗ばんだ服など、ロッカーに閉じ込めるよりカゴのほうがいいですね。

展示のために、ペンキ絵第一人者の中島盛夫氏が描き改めた富士。

浴室の真ん中にカランだけの「島」があるのも今や希少。現在は鏡とシャワー付きにリフォームされたタイプが一般的です。

九谷焼のタイル絵、男湯は牛若丸


女湯は「舌きり雀」と「さるかに合戦」でした。


そして女湯といえば赤ちゃんのハカリ。


銭湯の超ローカル広告は今でもあります。

これは実在したものを復元したのかな(あった中で、これが一番好き)

せっかく「たてもの園」なのに、唐破風屋根や折り上げ天井を取り上げていなくて御免なさい(撮り忘れ)。この日は雨天で「見上げる」ことを忘れたみたい。

自分が訪れた範囲だけでも、50以上の東京の銭湯が廃業しました。
展示物として立派な姿で残ることができた子宝湯を見て、人知れず壊されていった銭湯たちの墓参りをしたような気分になりました。