のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

チェストぉ~~~!18歳、山口観弘、世界新!

2012年09月15日 22時35分00秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#国民体育大会「ぎふ清流国体」の水泳第3日は15日、岐阜長良川スイミングプラザなどで行われ、少年男子A200メートル平泳ぎは、18歳の山口観弘(鹿児島・志布志高)が2分7秒01の世界新記録で優勝した。(MSN産経ニュースより)

こいつをロンドン五輪代表にしていれば・・・
誰もが思うことだけれど、
明確な基準があった代表選考レースで、
基準に届いていなかったのだから仕方がないよね。

高校3年の伸びしろは想像以上だった。
こうなってくるとリオデジャネイロオリンピック、
4年後というのがとてももどかしい。
そのとき彼は22歳。
やってくれることでしょう。

隣に競り合う選手がいればタイムは伸びる。
これからは世界が舞台。
爽やかな笑顔。
期待しましょう!

頑張れキヨシ。横浜DeNAベイスターズの苦悩

2012年09月14日 04時03分00秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#DeNA中畑監督続投へ オーナー明言(朝日新聞デジタルより)

横浜DeNAベイスターズの不振。
またも最下位街道まっしぐら。
横浜市民として悲しい現実である。

1年目の中畑清監督に責任のすべてを押しつけるのも酷というもの。
戦力不足。
これはいかんともしがたい。
指導力以前の問題だ。

で、ドラフト制度なんですけどね。
前回のドラフト会議。
ベイスターズは1巡指名で二度外れくじを引き、
「3番目に欲しい選手」しか取れなかった。

完全ウェーバー制は功罪あると思うけれど、
一番弱い、人材不足のチームが良い選手を取れないのでは、
格差は広がるばかり。
どうにかならないんでしょうかねえ。

愚痴ばかりでも生産的でないので笑いで締めます。
若い頃、参加したアメリカ横断ウルトラクイズで、
敗者の味方、徳光和夫さんが
予選を勝ち上がった人たちに叫んだ言葉を思い出す。

#お前たちは日本の虫歯だ~!
#敗者(歯医者)が治してやる~!

iPhone5発表。iPhoneも教えるパソコン寺子屋を目指す。

2012年09月13日 03時53分00秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#米アップル:「iPhone5」発表 「LTE」に対応(毎日jpより)

発表したてのほやほやだ。
さてどうするか。
食指が動くところです。
ってか、ほぼ買うことが決定しています。
Appleへのお布施といったところでしょうか。

現在、docomoとauの2台持ち。
docomoはプライベート用のAndroidスマートフォン。
auは仕事用でごく普通の一番安い、
っていうか、ただで買えた携帯。

auのほうをiPhone5にするってことです。
パソコン寺子屋の個人経営。
何でもありにしようとしている。
この人はパソコンよりこっちのほうが向いているなと
判断したら、iPadを勧めてみたり。
iPhoneも教える対象にと考えています。

新型iPadは発売と同時に買った。
つまり新型のiPhone5購入も必要な投資になるってこと。
(誤変換「必要な闘志」になった。あながち間違いではない)

たくさんの人の笑顔が見たい。
薄っぺらかもしれないけれど、それがパソコン寺子屋を始めた志。
そこは絶対譲れない。

当面、お金儲けにはならないだろう。
真っ正直に、人に奉仕することを真っ先に考えて生きていれば、
実入りは後から必ず付いてくる。

私、楽観的すぎますか?
ま、いいでしょ。
たまにはこんな人間がいても。
はいっ、頑張ります。

サッカー・W杯最終予選、敗者イラクの視点で考える。

2012年09月12日 22時08分00秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#日本、イラクに1―0で勝利 サッカー・W杯最終予選(朝日新聞デジタルより)

テレビ中継のセルジオ越後さんも指摘していたけれど、
イラク、1点差で負けている状態の選手交代、
退く選手がちんたら歩いて出ていった。
疲れていたからは理由にならない。
一分一秒も貴重だったはずだ。
選手交代に10秒余分にかかったとする。
ひとつの攻撃を完成させるには十分な時間だよね。

一事が万事。
こういう細かいことの積み重ねが、
イラク側からみての敗北の理由なのだろう。

遠藤にマンマーク。
スタメン10人入れ替え。
日本をよく知るジーコは奇手というか賭けに出た。
後半の選手交代は予定通りだったのだろう。
主力をギリギリまで出さなかったことを含め。
唯一の誤算はその時点で負けていたということ。

ん?!
いかんぞ。
詳しくないサッカーの知ったかをしてしまった。
ここで止めとく。

今日も健康、快調!快調!

2012年09月11日 22時34分00秒 | Weblog
健康診断に行ってきた。
市の助成で受けられるヤツ。
(誤変換「死の助成」って、何これ?)
一応お金を払ったが、全部自費で受けることを考えれば、ただみたいなもんだ。
「医療費控除の対象になりますか?」
受付でだめもとでいやらしい質問をしてみた。
やっぱだめだそうだ。

即日結果が出るものに関しては問題なし。
あとは、血液、尿、便とかの結果だけ。
何とかなりそうな気がする。

あ、問題というか、おかしなことが。
身長測定の結果、171.5cm。
あれ?
俺の身長170センチちょうどじゃなかったっけ。
48歳で身長が1.5センチも伸びる。
俺、どんな人?
もしかして化け物か?(苦笑)

今ごろ「もう一度君に、プロポーズ」を観る

2012年09月10日 03時55分00秒 | Weblog
ドラマ
「もう一度君に、プロポーズ」
最終回まで見終わりました。
って、遅っ!

最近の私のテレビドラマライフを象徴しています。
大容量ハードディスクレコーダーのおかげ。
とりあえずドラマは全部録って置いて、
自分好みそうなのをあとでまとめて観るという。

全部ドラマを観るほど暇でもなく、
さりとて良いドラマは見逃したくない。
で、この結論。

見るのはワンクール、0~1本。
多くても二本ですね。
幸いなことにテレビ依存症ではないので。

さて・・・
「もう一度君に、プロポーズ」
良かったあ。
それでは皆さんご唱和ください、もう一度。
っっっっって、遅っ!

申し訳ない。思わせぶりなことを書きます。

2012年09月09日 03時59分00秒 | Weblog
知らなきゃよかったと思うこと。
知らなくてよかったこと。
向学心があだとなり、そういうことがたまに出てくる。

自分の出生の秘密が・・・
とかいう大袈裟なことじゃなくてね。
ちっぽけなことなんですよ。

さりとて知ってしまったことはどうにもならないわけで。
すみません。
思わせぶりで。
知らなきゃよかったということなんで、
内容も微妙で、ここで書くべきことではありません。
だったらそもそもこんな話題を書くなよって話ですが、
自分だけに完全に溜め込むのがキツイので、
ここでガス抜きさせてもらいます。

ストレスを溜め込まず。
右から左に通過させる。
私のモットーです。
我が儘で申し訳ありませんが、
ここはそういうことにも使わせてもらいます。
一応、日記なもので。
あしからず。

ゴールボール女子、金メダル。諦めなかったから。

2012年09月08日 18時24分00秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#ロンドンパラリンピックは7日、ゴールボール女子の決勝で日本が1―0で中国を破り、金メダルを獲得した。(YOMIURI ONLINEより)

諦めるな。
パラリンピックを見ていると、つまりはそこに行き着くんですね。
諦めた人、諦めたままだった人は、
間違いなくあの舞台には立っていないわけで。

諦めなければすべての夢は叶う。
私はそこまでは言い切れませんけれど。

諦めたらすべての夢は叶わない。
それは間違いがないことと言い切れる。

何の紆余曲折、試練もなく。
そんな人生はない。
パラリンピックのアスリートたちだって
特別だけど特別じゃない。

私も頑張る。
諦めない。
刺激をくれた選手たち、選手をサポートした人たちに感謝。

パラリンピックのアスリートたち

2012年09月07日 05時37分00秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#ロンドン・パラリンピックの競泳男子100メートル平泳ぎ(知的障害)で田中康大(あかね園)が1分6秒69の世界新記録で金メダルを獲得した。(朝日新聞デジタルより)

自分にできないことをする。
凄いアスリート。
尊敬ですね。

テレビ観戦は前のめりになっちゃう。
選手が抱えているもの、人生、ひっくるめての応援になるからね。

君たちは誇りだ。
己の限界に挑戦し続ける。
どの選手にも共通していること。
周囲への感謝を忘れない。
周囲のサポートなしでは活動し得ないパラリンピックの選手たち。
プレーは大迫力だが内面は実に繊細。

負けない。
対戦相手に対してだけじゃない。
自分との勝負。
その部分はオリンピックよりも確実に大きい。

言い訳しない。
自分自身と勝負しなくちゃ。
自分の人生真剣勝負。
その気持ちが強くなる。

ありがとう。
選手、スタッフに心から言いたい。
そして。
頑張れ!

スランプ。好きで始めたことを難行苦行にしていませんか。

2012年09月06日 04時13分00秒 | Weblog
好きで始めたことがうまくいかなくなったら。
好きで始めたという原点に返れば良い。
嫌なこと、辛いことにしてしまっていたり、
しがらみ、邪念にまみれてしまっていたり、
好きってことから離れていないかな。
好き。
そうシンプルに考えられたら、
少なくとも苦しみの大半から逃れられる。
楽しい。
心からそう思えたら苦しくなるはずがないし、
邪念は勝手に消えていく。

なんでそんな偉そうなことを言えるのかって?
コンピューターに関わること。
大学時代の学業。
すっぽり当てはまるからですよ。
本当に好きで始めたことなのに。
自分で勝手に苦行にしてしまった。
将来の地位収入、そのための方法になってしまった。
それである日、プッツンと切れた。
心の病の始まりだった。

今はコンピューターに関すること。
心から楽しんでいるよ。
だから仕事にしても長続きするわけで。
好きっていうシンプルなところに戻れたからね。

愛することも同じじゃないかな。
愛のスランプってあると思うんだ。
カップル、恋人だろうが夫婦だろうが。
大抵の人が経験すること。
今好きなんだという気持ちが揺らいだならば、
私はこの人を好きになったんだ。
好きになったから始まった愛なんだ。
相手を嫌いになりかけたらその原点に返ること。
それすらも不能ならば、もう修復不能かもしれない。
愛は名詞じゃない。
愛するという動詞で初めて存在意義があることだから。
どうやっても愛することができなくなったら、
冷たい言い方をするともうお終いだ。
少しでも愛することが可能ならばまだ見込みがある。
ラブラブに戻ることだって可能だ。
暴力が絡んでいたりとか難しいケースはある。
だからこの理屈をすべての人に押しつけようとは思わない。

ま、愛については偉そうなことは言えない。
周囲の危機を迎えたカップルを見て思うこと。
それくらいのレベル。
恋愛経験が人と比べて著しく少ないからね。
頭でっかちの机上の空論と言われれば返す言葉がない。

要は「好き」あるいは「自分が好きで始めた」ってことを
何事でもシンプルに意識できれば、
何も難しく考えることはない。
「なぜ」なんて考える必要はない。
それを超越して生まれたのが「好き」って感情だから。
「なぜ好きなのか」よりも「好きなんだ」ってこと。
好きで始めたってこと。

「好き」って感情は物凄いパワーを持っている。
好きこそ物の上手なれ。
深い言葉だ。
いやいやしていることは上達しない、そもそも続かない。
スランプになったら。
自分はこれを好きか嫌いか。
そこに戻ってみるのもひとつの手ではないでしょうか。

年配者を無視する美容院。おかしくね?

2012年09月05日 20時51分00秒 | Weblog
母とふたりで歩いていた。
私は48歳。
母の年齢はお察し頂きたく。

駅に繋がる歩道橋。
チラシ配りのお兄さんに遭遇。
うまい表現が見つからないが、なんか今風の感じのお兄さん。
母を無視して私にだけチラシを渡した。

美容院のチラシであった。
どうなんでしょ。
年配者を差別しているとかだけじゃなくてね。
ビジネスチャンスを失っているんじゃないかと。
お洒落は若い人がするもの。
それは明らかに間違い。
年配の人だって、人だからこそお洒落はしたいものだ。

高齢者の人口比率は確実に高まっている。
確かに存在する年配者の需要。
それを捨てるのは実にもったいない。

ええい面倒臭い。
表現に気を遣うのはやめた。
ジジババを捨てるな、見捨てるな。
いろんな意味で。
チラシ配りのお兄さんだって必ずいつかはジジイになる。
お洒落なお兄さんだった人が、
そうなって美容院に無視されるのは辛いだろ。

ジジババという表現は嫌いではない。
お洒落なジジイ。
素敵じゃないですか。
憧れるなあ。
何と呼ばれようと若くあろうという意思。
それが大事。
いつの世でも。
ジジババに栄光あれ。

昨日、誕生日の百年前のドラえもん。のび太君に学ぶ。

2012年09月04日 07時09分00秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#誕生100年前の日、ドラえもんは川崎市民に(YOMIURI ONLINEより)

昨日、ドラえもん。
誕生日の百年前の記念日。
「誕生日の百年前」ってのも変な表現ですがね。

ダメダメな野比のび太君。
でものび太君ってさ。
後ろ向きだけど実は前向きみたいなところがあるでしょ。
最終的には何も諦めないみたいな。
それはドラえもんの道具を使った狡い手段も多々あるけれど、
たとえば静香ちゃんのハートを射止めたのは、
道具云々じゃないわけですよ。

人間だから、くじける、泣き言を言う。
でも諦めない。
決して秘密道具に頼っているだけじゃない。
我々がのび太君に学ぶべきところもあるんじゃないでしょうか。

軽口大好き

2012年09月03日 09時28分00秒 | Weblog
昨日、スーパーに買い物に行った。
レジの女性。
「あらやだ。凄い雷ねえ。お客さん大丈夫ですか。」
そう、外は凄い雨が降っていた。

人それぞれ好みはあると思うけれど、
私はこの手の無駄口を叩くレジの女性が嫌いではない。
ってか好きである。

なんか、人間を感じるっていうかね。
負けずに軽口で返す。
「帰り大丈夫ですか?傘持っています?」
どっちもどっちである。
楽しきかな、血の通った人間同士の会話。

危機に対処した子どもたち、危機に備える大人たち。

2012年09月02日 04時20分00秒 | Weblog
昨夜、NHKの2番組を見ました。
NHKスペシャル
「釜石の“奇跡”」と「巨大地震にどう備える」

実に勉強になった。
思いっきりまとめるとね。
最後には生きようとする力、強い意志なのだと。

東日本大震災。
逃げた人、逃げ遅れた人。
幸運、不運ももちろんあった。
今、逃げ遅れたことを非難することもしたくない。

ただね。
逃げた人は生きようとする力が強かったんだ。
それは間違いがない。
地震なんていつものこと。
そんな大きな津波が来るはずがない。
そう高をくくった大人は多かった。
悲しいことにそれで命を失った人は多い。

私は沿岸部には住んでいない。
地震による津波が無縁かというとそうではない。
横浜駅周辺にはたまに行く。
首都圏直下地震による津波で冠水が予想されているところだ。
そこで巨大地震に遭ったら。
その想像力と危機感は持っていなければならない。

そしてもうひとつ。
これは他人事ではなく、今ここにある危機。
巨大地震の揺れそのものによる被害と、
それによって引き起こされる火災による被害。
多くの人が考えがちな、近くの小中学校への避難が、
不正解、死に繋がることがあるというのは衝撃だった。
決して広くない学校の校庭では、
周囲の住宅の火に包まれれば、蒸し焼き状態になる可能性がある。
目から鱗だった。
大規模火災のときに安全なのは首都圏なら必ず指定されている広域避難場所。

さりとて我が家の場合でも、
広域避難場所への避難のハードルは高い。
そこは近い場所ではない。
高齢の両親を抱えている。
倒壊した建物、電信柱等が道をふさぐ。
火事で通れない場所もある。

様々なシミュレーションは平時に立てておかなければならない。
災害対策といっても、何から手を付ければいいのかわからない。
正直なところそれが本音だった。
やれることから始めればいいんだ。
明確な指針を与えてくれたこの番組。

私はNHKの手先ではないけれど、
NHKはこういう分野に関しては、
一歩抜きん出た番組を作る。
災害対策、命の保険と思えば受信料だって安いものだ。
皆さん、NHK受信料は必ず払いましょうね。

スギちゃん大怪我、ワイルドと笑って済ませられないこと。

2012年09月01日 19時28分00秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#テレビ朝日は1日、同局のバラエティー番組の収録中に、お笑いタレントのスギちゃん=本名・杉山英司さん=(39)が、胸椎を骨折し、全治3カ月の重傷を負ったと発表した。(MSN産経ニュースより)

芸名に「ちゃん」が付くとややこしいな。
普通この手の「普通のニュース」には、
芸能人でも名前には「さん」を付けるのが基本。
でも「すぎちゃんさん」ってのも変だしな。
記者さんも悩んで「スギちゃん」にしたのだろう。

笑いはここまで。
以下は笑えない話。

結局、泣き寝入りなんだろうな。
これでスギちゃんが制作会社やテレビ局を訴えるとは思えない。
訴えて仕事がなくなったら。
それくらいの想像はするだろう。
つまりは泣き寝入りなのだ。
お笑い芸人にとっての武勇伝がひとつ増えるくらいの。

お笑い芸人。
ほんとに辛い立場。
すべてを笑いに昇華させなくてはならない。
プライベートも含む自らについても笑いにすることが求められる。

「ワイルドだぜぇ~」
のスギちゃんが実はワイルドではなく実に繊細。
見ていればわかることだ。

お笑いは私も好き。
政治家には馬鹿が多いが、お笑い芸人にほんとの馬鹿はいない。
人を笑わせる技術を追求する。
馬鹿に務まるわけがないのだ。

若手お笑い芸人の立場は弱い。
そのことを利用する。
度を過ぎた危険なことをやらせてその姿を喜んで見る。
実に悪趣味のように思えるのは私だけだろうか。

善人面ばかりもしていられない。
今回の事故のシーン。
スギちゃんが怪我をせず、結果オンエアされていたら、
私は喜んで笑っていたのかもしれない。
そう考えるとこれは理想論だけで語れる浅い問題ではない。

危険と笑いは紙一重。
人は危険をも笑いにしようとする。
解決策は遠回りだ。
「これは笑えない」と思ったら、
テレビを切る、あるいはチャンネルを替える。
見る人、需要がある限り、こういう危険な撮影はなくならない。
皆が見なければ、それが無理なら多くの人が見なくなれば、
需要と供給の関係で、こういうことはなくなるだろう。

お笑いに含まれる危険なことを全否定はしない。
規制ばかりではユーモアはつまらなくなる。
過度な危険、笑えないものだけ排除すればいい。
その選択は難しいだろう。
視聴者の判断も難しい。
でもさ。
何もしなかったらこのままなんだよ。
このままエスカレートすれば、
いつか取り返しの付かない、
たとえば貴重な人命が失われるような、
そんな事故が起きても不思議はない。

立場上、お笑い芸人からは声は上げられないのだろう。
裁判で賠償金を貰うこと、訴えて仕事がなくなること。
本来馬鹿じゃないお笑い芸人。
損得勘定は働くものだからね。

できれば「仕事がなくなる」よりも、
彼らには自分の身体を大事にして欲しい。
そして我々も優しい目を。
スギちゃん大怪我のニュースを聞き。
祈るような気持ち。