のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

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明日のエコではまにあわない?本当に?

2009年03月11日 04時12分14秒 | Weblog
某国営放送、いや隠してもしょうがない。
NHKが最近しょっちゅう流しているキャッチフレーズ
「明日のエコではまにあわない」
はちょっと的外れのように思う。

「すぐ」はもちろん重要だが、
「すぐ」だけで問題は解決しない。
例えば。
今日勢いで始めて三日坊主で終わるエコと、
きちんとした計画を立てて永続的に続く、1ヶ月後に始めるエコ。
どっちが地球のためになるか。

「明日のエコではまにあわない」
ずいぶん扇動的なキャッチフレーズだが、
こういうのはNHKにはやって欲しくなかった。

温暖化問題をはじめとする地球環境問題は一刻の猶予もならない問題。
エコは待ったなし。
そんなことはわかっている。
だからこそNHKには
扇動的なキャッチコピーを流すのではなく、
もっと冷静に諭すように良質な番組を作ることで説得して欲しかった。

NHKにコマーシャリズムは必要ない。
早くそれに気づいて、
民放と同レベルの視聴率競争をしたり、
やたらと番組の宣伝をしたり、
こういう派手で扇動的なキャッチコピーに走ったり、
最近のおかしな傾向を修正して、
良質な番組を作ることに専念して欲しい。

「明日のエコではまにあわない」
は精神としては正しい。
その意味では「いい言葉」であると私も思う。
「明日のエコではまにあわない」
に難癖を付けているわけではない。

すぐできることをやる。
それももちろん重要。
その意味で
「明日のエコではまにあわない」
は間違いないわけだが。
不確実な「すぐ」よりも、確実にできることをやる。
そのほうが重要だと思うのは私だけだろうか。