のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

名古屋国際女子マラソン、私の視点。

2009年03月09日 03時28分10秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://www.ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#今夏の世界選手権(ベルリン)代表選考会を兼ねた名古屋国際女子マラソンは8日、名古屋・瑞穂公園陸上競技場発着で行われ、初マラソンに挑んだ藤永佳子(資生堂)が2時間28分13秒で初優勝を果たし、世界選手権代表に決まった。(MSN産経ニュースより)

凄い粘りだったね。
これはもう諦めるだろうという場面が2回はあった。
マラソンにおいて(自分がついていけずに)離されるということが、
どれだけ苦しいことかは考えればわかることだ。

正直現段階では世界レベルでは太刀打ちできないタイム。
しかし初マラソンである。
これから伸びる余地はまだまだある。
なによりあの根性は世界選手権代表に値するものだろう。

結果勝負の懸けどころを間違えた新谷仁美も
レース後の前向きなコメントが好感を持てた。
まだ21才。
この8位は、「こいつはダメだ」との評価にはならない。
国際マラソンと名のつくレースで、
中盤、一時的でもダントツのトップに立ったことは誇っていい。
勝負を懸けて敗れた人に好感を持つ。
私は敗者のドラマを見るのも好きなのである。

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>昨日のニュースより
#「感動の42.195キロでした」。高橋尚子さんは“最後のレース”を、そう表現した。日本女子初の陸上金メダルを獲得したシドニー五輪で「すごく楽しい42.195キロでした」と話したことを思い起こさせた。(MSN産経ニュースより)

謙虚で感謝を忘れない人というのは見ていて気持ちの良いものである。
言わずもがな、高橋尚子さん。

ありがとうラン。
泣かせる言葉じゃないですか。
なかなかできることじゃないよ。

オリンピックレベルのランナーで
フルマラソンを走った直後に
すごく楽しい42.195キロ
と自ら評したのは、彼女が初めてだったのではないか。

ありがとうランは終始笑顔だった。
そして沿道で声援を送る人々も皆笑顔だった。
たぶんテレビを見ていた人もそうであったと思う。

この笑顔の瞬間に人を殺そうとか、戦争を始めようとか。
そう思う人はいないわけで。
笑顔は地球を救う
も間違いないことなわけで。

高橋尚子さんもどこかでそんなことを考えていたのではないか。
彼女はたぶんそういう人。
人柄は日々のインタビューを見ていれば伝わってくる。
私の買いかぶりではないよ、絶対に。

彼女は“最後のレース”を
「感動の42.195キロでした」
のコメントで締めくくった。

彼女のこれからの人生にも必ず感動は待っているし、
彼女はこれからも人に感動を与え続けることを
私は信じて疑わない。