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『女ひとり旅☆第二弾』壱岐島オルレ
『壱岐神社』のバス停から『勝本入口』までバスに揺られて15分ほど
続いては、『勝本絶景コース』です
『少弐公園コース』と同じように、『勝本絶景コース』もお手軽短距離コースで
コース時間は1時間30分ほどです
『勝本地区公民館』前の『勝本入口』バス停の目の前は勝本港
※勝本地区公民館ではトイレが借りれます(入口の外側)
漁船がズラリと並んだ海岸線を歩きます
数分海沿いを歩いていると
『大久保商店』さんの看板を見かけ
お昼をスナックで済ませているFは導かれるように道を左へ(笑)
でも・・・
大久保本店さんまで・・・
本日は臨時休業だそうです
(壱岐牛ハンバーガーでも有名は大久保本店さんは・・・『勝本の楽しみ方♪♪~mochajava cafe(モカジャバ カフェ) 大久保本店へ~』で確認してくださいね~)
道を戻り、
突き当りを折り返すと『厳島神社』
海上安全の神様だそうですよ~
数十メートル歩くと、年月を感じさせる立派な鳥居が姿を現します
ここは、『聖母宮』
神功皇后とその夫・仲哀(ちゅうあい)天皇、応神天皇(2人の子とされる)、住吉三神を御祭神としていて
安産・子宝の神、航海・海上安全の神と言われています
キリスト教では聖母といえばマリア様ですが~
日本では聖母といえば、神功皇后のことなんですって
神功皇后といえば、三韓(朝鮮)出兵で知られていますよね
西暦200年、新羅(しらぎ/現在の韓国慶州が都)出兵する際に、この地で風待ちのために滞在したと言われています
その後、見事戦いに勝利して帰国したことや、
この三韓出兵の際、神功皇后がご懐妊されていたことが
航海や安産の神様と言われることに関係しているのかもしれないですね~
まずは正門から
本日2回目となる神社参拝です
2礼2拍手1礼
続いて、 『とんぼ玉みくじ』、『こどもみくじ』、『恋みくじ』、『おみくじ』の中から
シンプルなおみくじを引くことに
・・・今年はいい年かな~
・・・なんと・・・なんと・・・『 凶 』
人生で初めて、しかも、壱岐で初めて引いたおみくじが・・・
(そういえば、今日は運がついていないような・・・)
打ちひしがれているFの目に入ってきたのは・・・
「『凶』を引かれた方は社務所まで申し出てください」
という貼り紙
我に返ったFはすぐに正門のそばにある社務所へ
ドアを開けると授与品の数々が並べられています
「すいませ~ん、こんにちは~」
「・・・・」
お留守のようす・・・
ドアを閉めて、どうしようか迷っていると
外出から戻ってこられました
「あの・・・『凶』が出たんですけど・・・」
「・・・あぁ~(笑)はい、どうぞ~」
『凶』のおみくじを見た神社の方は微笑まれ
小さな紙袋をFに差し出してくれました
(中にはお守りが入っていましたよ)
「『凶』って、『大吉』よりも少ないんですよ。だから、ある意味すごいことなんです」
「はあ・・」
「私はおみくじを引く時、『大凶(聖母宮には大凶はありません)』出ないかな~って思うんです(笑)」
「そうなんですか~」
「だから気にしないでくださいね~」
「今日は宮司がいるので境内を少し案内しましょうか」
「ありがとうございます」
(『凶』を引いたのに早速良いことが)
ちなみに、御朱印帳を買っちゃいました
宮司さんの案内の下、扉を開け、拝殿へお邪魔します
宮司さんはまっすぐ進み奥の本殿の扉を開け、
「こちらまでどうぞ」
「ご覧のとおりとても古いものとなっています。
神社は伊勢神宮のように遷宮を行うことがあるので、数百年前の本殿が残っているのは珍しいんです」
「塗装も当時のままなんですよ」
拝殿から出て、
「ここは秀吉の朝鮮出兵の際の軍事基地でもあって、正門は加藤清正が、裏門は肥前(佐賀)藩主鍋島直茂が寄贈したものです」
「この手水舎(ちょうずや)の手水鉢が貝になっています」
「すごい~」
「これはパラオのシャコ貝で、現存する最大級の貝だそうです」
正門を出て社務所の先に『馬蹄跡(ばていせき)』
三韓出兵の際に神功皇后が乗った馬の蹄跡が残っています
宮司さん、丁寧な案内をしてくださってありがとうございました
壱岐の歴史を勉強したFは、『聖母宮』を後にしオルレに戻ります
道を進むと勝本湾が遠くなっていきます
5分ほど歩くと、対馬灘を眺めることができる絶景スポットがあり
少し立ち止まって景色を楽しみます
そして、折り返しの目印となる『平神社』を発見
(残念ながら、平神社は絶景スポットではありませんが・・・)
平神社の手前を勝本小学校の方に左に曲がり、
坂道を登って行くと
景色は様々です
そして、突き当り『大内商店』さんの手前を左へ
※勝本城跡の駐車場にはトイレがあります
勝本城跡へ向かいます
勝本城といえば、秀吉の朝鮮出兵の際の前線基地として有名ですよね
昔々の三韓出兵や16世紀の朝鮮出兵まで、壱岐はいろんな戦いを見てきたのですね~
左手の御柱(諏訪神社から贈られた神木)を過ぎると、右手に石垣が現れ
勝本城の面影を感じさせます
階段を上り右手には
『河合曽良の句碑』
河合曽良はあの松尾芭蕉の高弟で、『奥の細道』の旅にも同行した歌人
そして、この壱岐が終焉の地で
お墓もこの勝本城跡の中腹にあります
左手には稲荷神社
その奥には展望台もあって
ここからも絶景の眺めが
景色を楽しんだ後は、河合曽良の墓へ
※案内板が小さいので気を付けてください(ちなみにFは少し迷いました)
階段を下り、そのまま坂道を下ると突き当り、
案内板の通り、左へ曲がります
数十メートル歩くと
左手の墓地の一角に河合曽良の墓はありました
小さな墓地の一角にひっそりと眠っている河合曽良ですが、
お花も添えられ今でも大切にされているようでした
河合曽良の墓から道を戻りそのまま下ると、
壱岐市役所の勝本庁舎の前に出てきます
そしてそのまま、勝本浦の町へ下り
勝本朝市が行われる商店街を通り、『勝本入口』のバス停へ戻ってオルレは終了です
元気な子供たちが追いかけあって遊んでいましたよ~
『勝本絶景コース』はいろんな角度から勝本港を望むことができるコースです
そして、国境の島として、常に戦いの戦略的要所となっていた壱岐の歴史を感じることもでき
ちょっとディープな壱岐を体感できますよ~
みなさんもぜひ勝本まで足を伸ばしてくださいね
続きは・・・『壱岐島オルレ旅☆2日目①~漁師宿 民宿別館 船場荘さんに宿泊~』です!
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