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朝食を終え、千石荘さんを後にしたFは、
バス停付近をぶらぶら
バスの時間まであと5分(9時台は1本だけです(笑))
イスに座ってバスを待ちます
定刻より2分ほど早くバスが到着
乗車してすぐに、運転手さんから一日乗車券を購入しましたよ
バスは昨日来た道を戻ります
乗り継ぎのバス(印通寺行)まで30分ほど時間があるので、『新道(終点)』ではなく、『本町』で降りることに
バス停の道を挟んだ目の前にある『ふれ愛通り』を散策します
商店街を進むと、バスの待合所があり、
中には係の方がいて、バスの案内をしてくれますよ~
Fも降りるバス停を確認
「『松永安左ェ門記念館』へ行かれるなら、福祉会館前で降りて、バスが来た道を少し引き返したら建物が見えますから」
丁寧な案内をありがとうございます
待合所を後にして、もう少し先に進んでみると、
あっ『塞神社』を発見です
こんなに近くにあるんですね~
塞神社の前を右に曲がると、郷ノ浦湾に続く川に架かる橋に鬼凧を発見し、思わず写真を一枚(笑)
ぐるっと散策して、降りた逆方向のバス停からバスに乗りました
そして、待合所の方が教えてくれたように、『松永安左ェ門記念館』にスムーズに到着
門をくぐり、入り口で入場券を購入して中に入ると、
館長の定村さんが迎えてくれます。
松永安左ェ門といえば、
昨年(2015年)にNHK放送90年記念ドラマで『鬼と呼ばれた男』で吉田鋼太郎さん主演で描かれました。
みなさんご覧になりましたか?
実はFはそのドラマを見ていなかったのです
そして、松永安左ェ門についての知識もほとんどない状態
館長の定村さんの説明を伺いながら見学すると、どんどん興味が沸いてきて、
もっと安左ェ門について知りたいと思ったFが定村さんに教えていただいたのが、
日本経済新聞社が出している『爽やかなる熱情~電力王・松永安左ェ門の生涯』です
松永安左ェ門は壱岐の石田町の商家に生まれ、金銭的に恵まれ、そして長男として愛されて育ちます。
九州の小さな島の自然の中で自由に育ったことが、
安左ェ門の人格形成に大きく影響を及ぼしたことは、晩年の安左ェ門は認識していたようです
安左ェ門は慶應義塾を中退した後、幾度も失敗を繰り返しますが、
次第に頭角をあらわし、電気事業に乗り出します(o*^∇)o
下記の会社一覧は安左ェ門の経営下にあった会社です。
電力王と呼ばれるようになっていた安左ェ門ですが、時代の流れには勝てず、
戦争の足音と共に電力は国家管理となり、一線から退くことになるのです・・・
安左ェ門は現代人から見れば、かなり破天荒な人物だったみたいですね
壱岐を代表する偉人の一人で、記念館まで建った人物がどんな人なのか、
Fとしては、かなりの人格者で勤勉で大局観を持っているなんて想像をしていたのですが・・・
そんな完璧な人なんていませんよね(笑)
(間違ってはないのかも・・・)
安左ェ門はとてもチャーミングな人物だったようですよ
自信過剰で、自分勝手、それに女好きヾ( ̄o ̄;)
だけど、損得勘定が上手で、執着心がなくて、女性にめっぽう弱くて('∇^d)☆
人たらしにはなり得ないはずなのに、なんだか憎めない
それに加えて、背が高くてイケメンだったようで
そんな安左ェ門が何をした人かっていうと
簡潔に言うと、戦後日本の高度経済成長の礎を築いた人です
安左ェ門は『電力の鬼』と呼ばれています。
なぜなのか
日本が戦後から脱却し、
経済成長するには、電気(国家管理で衰退してしまった電力事業の再生)しかないと考え、
電気の普及に全力を尽くしたからです
戦争が終わった時、安左ェ門は
『今度は俺がアメリカと戦う』と 言ったとか
スケールが違います~
そして、ドラマが描いたのはその戦後から
戦後、国家管理となっていた電力事業を
民間会社9社へ分割、再編成するために
権力や利権を持った人々、
GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)を相手に
70歳を過ぎた安左ェ門が奮闘するところです (。≧O≦)ノ
さて、記念館の順路を進むと、『記念展示室』
安左ェ門の書をはじめ、恩師である福沢諭吉の書、
後藤新平や犬養毅の書まで展示されており、
その他にも勲章や銀杯なども目にすることができます
戦後、叙勲制度が復活した後の最初の勲一等瑞宝章叙勲者が安左ェ門なんです
『旧土蔵展示室』では安左ェ門の写真や絵画を見学することができます
敷地内には古い電車が
実は、福岡市内に最初に路面電車を走らせたのも、安左ェ門が設立した会社(福博電軌)なんです
その功績を称えられ、廃止されたボギー車が展示されていますよ~
敷地内には、安左ェ門の生家もあります。
歴史好きな方はもちもん
そうでない方も
壱岐に来たら、ぜひ壱岐の偉人の生涯に触れてみてください
バスの時間を忘れてすっかり長居をしてしまいました(笑)
急いで『印通寺』のバス停まで歩きます
バスの時間まであと20分
ランチはどうしようかと考えていると・・・(考えている時間はないのですが(笑))
バス停の前にあるじゃないでか~
『ちゃんぽん』と書かれたお店が
『中華亭 しま風』さんに入って、すぐに注文です
『ちゃんぽんを一つお願いします』
チャンポンは醤油ベースのお味。
長崎のちゃんぽんよりあっさりしてます(壱岐も長崎県ですが・・・)
メニューを見てみると、いろんなちゃんぽんが
メニューを先に見たら迷ってしまってました(笑)
メニューを見ながら、ちゃんぽんを味わい、バス停へ急ぎます
続きは・・・ 『路線バスと自転車の旅☆ in 壱岐島』 2日目③~安国寺と大塚山古墳~ へ
≪松永安左ェ門記念館≫
壱岐市石田町印通寺浦360-3 ℡:0920-44-6688
営業時間:9:00~17:00
休館日:水曜日
http://www.ikikankou.com/wp/?p=919
( ↑ 壱岐観光ナビのページ )
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